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内容説明
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がんで、残り少ない命を覚悟した母親が、5歳の幼き娘に伝えたのは、ひとりでも生きていけるための力! ベストセラーとなった原作『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)。24時間テレビでドラマ化され、広末涼子主演で映画にもなった感動の実話が、親から子へと読み継がれる絵本になりました。はなちゃんのみそ汁レシピつきです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
122
私は味噌汁が好きでしかも具沢山です。そのような味噌汁関連の絵本だと思ったのですが、映画化されたりして結構有名な本であったということがよくわかりました。母親が若い時に乳がんになってそのために娘にさまざまな家事などを教えていくときに味噌汁に焦点を当てて絵本化したものです。魚戸さんの絵もかわいらしくわかりやすく描かれていて印象深く、じじいになって涙もろくなった私にとってはティッシュが必要でした。2018/06/10
おくちゃん🌸柳緑花紅
87
はなちゃんの作るみそしるは世界一美味しいに違いない。好きなことを当たり前に出来るって、今この瞬間を生きているから。あとがきも良い。色々な家事を教えるお母さん、決して手伝わずにただじっと見つめている。その覚悟に、愛に、胸がいっぱいになる。2015/12/22
nakanaka
71
表紙からの私の想像と違った話でした。乳がんで母親を亡くしたはなちゃんの話。余命幾ばくも無いことを知り娘に家事を教える母親、妻を亡くした夫の悲しみ、そして母親を亡くしながらも懸命に生きるはなちゃんを思うと涙が出ます。うちの子供たちも感じるところがあったようです。テレビドラマや映画化もされているようなので機会があれば観てみたいです。2017/09/22
馨
55
映画化されたので読んでみました。はなちゃんがプロ級にみそ汁が上手いのはお母さんのスパルタ(笑)教育の賜物だったとは‼はなちゃんが大きくなるのを見られないお母さんの無念さは計り知れない。けど産むか迷ったときに産むのを選択して良かったです。2016/02/13
けんとまん1007
52
原作を、随分前に読んだ。今回、かみさんが図書館で予約して・・の声に、原作と絵本と両方を借りた。絵本で読んでみた。どんな思いで日々を過ごしたのだろう。。。切なさが残る。何気ない日常のありがたさを考える。2020/12/09