講談社の創作絵本<br> 絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日

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講談社の創作絵本
絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日

  • ISBN:9784061325616

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内容説明

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坂本さんは、食肉センターで牛を“解く”仕事をしています。息子のしのぶくんは、小学校の授業参観でおとうさんの仕事を聞かれて、「ふつうの肉屋です」とこたえました。その後、担任の先生に「おとうさんが仕事ばせんと、肉ば食べれんとぞ」といわれたしのぶくんは、「おとうさんの仕事はすごかとやね」と坂本さんにつたえます。そんなある日、坂本さんがつとめる食肉センターに、女の子と一頭の牛がやってきて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

100
絵本。博多弁が味があってとても良かったです。こういう仕事をしている人がいるから私たちはお肉をいただくことが出来るのだとしっかり胸に留めておきたい。2021/03/28

nakanaka

80
感動すると同時に考えさせられる絵本でした。普段当たり前のこととして牛肉や豚肉、鶏肉を食していますが動物たちから命をいただいているんですよね。また食肉解体作業員の方々がいるからこその今の食卓であることも気づかされます。決して忘れてはいけないことだと感じました。息子たちもわかってくれたようで真剣に聞いていてくれました。2016/10/12

けんとまん1007

78
数年前に絵本版でないほうを読んでいたので、すっと心に沁みこんできた。自分以外の”いのち”を考えることは、本当に少ない。肉・魚・野菜・果樹・・・いろいろある。それらが育つのも目にしているものは、ほんの一部で、目にすることがないものが圧倒的だ。あらためて、”いのち”をいただくことの意味を考えざるをえない。言い尽くされているが、感謝の2文字。これに尽きるのだが、ついつい忘れてしまう。2014/08/10

サク

77
『食べ物全てに命がある。米粒一つ残さずに食べなさい。出されたものは全ての命に感謝して食べなさい』と祖母の言葉。幼い頃からそう教えられて育ってきた。現在の私たちの食卓や学校での給食の残飯は数トンを超えると聞く。これだけの食の材料が大切な命を削って捨てられていくと思うと残念でならない。いじめを考える絵本『おおきなあな』の場面と重なってくる。『おおきなあな』に落ちていく、食べられずに捨てられていった野菜、魚、豚、牛等の命の叫びが聞こえてくる。『いのちをいただく』とは、自分の命をつないでいることを忘れず感謝したい2015/03/07

><

63
初版2013年。食卓でいただくお肉と、牧場にいる牛たち。子どもたちにとって、どんなふうにつながっているんだろう。絵本の中に出てくる子どもたちは、とても心やさしく、お肉と牛の関係を深く感じ取っていた。自分の子どもの頃はどうだったかな。読んでいくうちに、目に涙がたまりました。ごはんをいただくときは、きちんと手を合わせて、いただこうと思いました。2014/10/25

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