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内容説明
「江戸」と「現代」は地下鉄でつながっていた! 本書は、「地下鉄路線」から江戸・東京を読み解いたもので、著者はこう記します。○○門、○○坂、○○見附、○○町、○○谷、○○橋といった地名は、江戸の仕組みと深い関わりがあります。そして実は、その地名が、そのまま地下鉄の駅名となっているものが多いのです。そうしたことを踏まえて地下鉄の路線に注目すると、江戸時代の地勢がそのまま封印されて地下に保存されているかのように感じられるでしょう。(本文より抜粋)さてさて、地下鉄から、どんな江戸と東京が見えるのでしょうか。【目次より】前編 江戸の街づくりと歴史を地下鉄とともに探る ・幕府の組織と、大名屋敷の位置の秘密 ・地下鉄に残る明暦の大火の影響 後編 地下鉄全路線の駅名の由来と史跡 ・「盗賊」が由来となった渋谷のあの坂……銀座線 ・スカイツリーを映す川は江戸時代にできた……半蔵門線 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダンスにホン!ころりん
5
20151118第1版第1刷 160211読了 図書館で借りた本だけど、これは買って街歩きで色々楽しみたい。地下鉄路線図がしっかり頭に入りました❗2016/02/11
本の妖精
3
東京住みの人なら、誰でも一度は乗ったことのある地下鉄。覚えにくいなーって思う駅名でも、これを読めば覚えれそうな。。歴史と共に学べて、楽しい本でした!2025/01/18
伊武
2
日本史に疎いので、この手の現代にまで続く地名からのアプローチは入りやすいし読みやすくて良かった。現代の地下鉄の駅名に脈々と受け継がれるローカルな名前が、江戸の町の成り立ちや発展に由来していて、中には外国人の日本名が由来など意外性もあって楽しい。最近はローカルな名前ではなくナンセンスな地名が付けられることがあるので、そういった時にその地名の歴史や固有性を考えて欲しいと改めて思う。江戸の町づくりは元々何も無いところからスタートしていて、パリの大改造のような保証なしの住民の追い出し問題がなかったことが意外だった2016/03/26
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/57bb37a5-43fc-4685-a433-6f75cec52a9a 2025/07/02
チョビ
0
普段本当に意識しないで使用している地下鉄ですが、やはり歴史のシークエンスとは切り離せない、ということですね。2015/12/04