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内容説明
ダートマス大学の経営学の俊英が、経営者、企業への膨大な聞き取り調査をもとに、「なぜ名経営者がいたのにあの企業は失敗したのか?」
という大命題の解を明かす、目からウロコの本格的経営学の書。アップルコンピュータ、モトローラ、サムソン自動車、そして雪印など。
日米欧韓の一流企業が、「名経営者」が指揮していたのに犯してしまった「失敗のケーススタディ」を、当事者に徹底的にインタビュー調査。
緻密な分析で、「名経営者だからこそ」犯しやすい「失敗の原因」を明かす。具体事例と、明晰な分析、そして鮮やかな処方箋をセットにした
「経営者、失敗の研究」の集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
12
大きな失敗は必ずその途中に引き返せる瞬間がある。問題に気づきそれを修復出来る瞬間がある。自らの事業に参入障壁を作らないと後が大変。不測の事態に備えよ。傲慢➕憎しみ➕競争相手への見くびり=破滅。非合理の戦略で価値を失う。CEOは従業員などから完全な人物だと暗黙の了解のプレッシャーにより過ちを認めたら適正を問う声が出る。結局問題を隠し後で大きくなる。台所に一匹のゴキブリがいるとすでに多く潜んでいる。過ちをオープンにし上下関係無く意見を出し合い失敗から学習し誠実な組織を作る事こそトップの役目2014/05/29
magic makky
8
【感想】成功している企業を研究することで、重要な原則が見出せる。それは、大学の授業でも多く取り上げられる。一方、本書では、逆に企業を取り上げて、その原因がトップの無能などを挙げられるが、多くの失敗を調べると、失敗企業の多くの企業の経営者は無能どころか素晴らしく優秀だったという。それなのになぜ大失敗したのか、その原因は何か、どう学んでいけばいいのかを実例を豊富に研究して著している。 内容は非常に充実している一方、なかなかハードな本で読むのが大変だった💦2022/05/16
kuma-kichi
4
膨大な資料をもとにしっかり分析されている2010/06/12
8483104
3
私の勤務先にも当てはまる教訓多し。2015/03/14