ブルーバックス<br> 芸術脳の科学 脳の可塑性と創造性のダイナミズム

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ブルーバックス
芸術脳の科学 脳の可塑性と創造性のダイナミズム

  • 著者名:塚田稔【著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 講談社(2015/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062579452

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内容説明

科学者であり芸術家でもある著者が最新の脳研究から新たな境地に挑む! 芸術脳は生まれつきではなく、シナプスの可塑性にもとづく学習と記憶によって後天的につくり出されるという。脳内に形成される外界の世界(再現的世界)と脳内に情報を創発させる情報創成の世界が干渉し合うことで、新たな創造の世界が生み出されるという。内と外の世界のつなぎ方次第であなたも芸術家になれる!? (ブルーバックス・2015年11月刊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

27
#感想歌 トップダウンボトムアップと脳機能通信記憶学習再現2018/01/23

eirianda

16
デザインの仕事をしていたし、今も創作は好きなので、触発されるのを期待して読み始めました。が、ニューロンの発火やらなんやら、数式が出てきてうらららら〜。脳は可塑性があるらしいので、歳とっても頑張ります。2017/03/09

マリリン

15
第4章は実際の絵について書かれているので絵の好みは別にして興味深いものがあったし、第5章はなるほどと思う分部もある。この複雑な脳を休ませるには、時には心を『無』にする必要があるのではと思った。2018/01/14

テイネハイランド

12
図書館本。著者は画家としても活躍されており、芸術肌のためか、専門の脳科学の紹介については、説明がわかりにくいように感じました。2014年ノーベル医学賞の対象となった研究「ラットの海馬場所ニューロンの位相を使ったコミュニケーション」や「海馬の神経回路網に作られる自己相似形アトラクタ構造」などは、もっとページ数を割いてわかりやすい解説をしてほしかったです。一方、脳科学者の観点から絵画美術を解説した第4章「脳と絵画」などは読み応えがありました。パウル・クレーの絵についての解説は蘊蓄として使えそうかもしれません。2015/12/07

おーすが

11
再生的世界と外的世界のフィードバックループによって、自己の再生的世界の深度があがり、脳の使い方によって5つの創造的手法(ただしくは4つか)を使い分けながら、自分の再生的世界を表現できる、と理解してみた。中盤のシナプスの働きの計算式についてはよくわからなかった。内容を読んでから後半の筆者の絵を見ると、芸術を語る言語を獲得していることに気がつきちょっと感動する。シナプスの可塑性は年齢を重ねても失われないとのことなのでがんばる。2021/10/05

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