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内容説明
ナノ世界がわかれば物質世界の未来が変わる。加速器を使って作られる極端に波長が短く高輝度の光=放射光を使えば、これまで見ることのできなかったナノ世界の物質の振る舞いがわかり、金の磁石、鉄の超伝導、人工光合成、創薬といった新しい物質の開発に大きな威力を発揮する。魔法の光がまったく新しい物質世界の可能性を拓く。(ブルーバックス・2011年9月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kishikan
14
分子やタンパク質の原子配列や構造、化学合成の瞬間という放射光が解き明かすナノの世界。素材、医療、化学、物理の分野に輝かしい光を当てる放射光について、分かり易く解説する。特に、兵庫県にある世界に誇れる放射光施設(SPring-8)、そして来年春に運用開始されるX線自由電子レーザー施設(SACLA)を理解するためにも是非読んでいただきたい。科学大好き人間(中高生)は是非一読を!2011/11/17
calaf
9
放射光は、私にとっては非常に身近な存在。でも応用分野は非常に広くて、さすがに知らなかったこともいろいろと...(笑) あと、最近はやり(?)のXFEL。何となくこんな事をやっている/将来できるようになるのではと想像ぐらいはしていたのですが、具体的なところは不明でした。でも、やはり一般向けの説明だけあって分かりやすく、イメージが大分具体的になりました。2012/01/25
うーさん
5
勉強になった。様々な分野の話題に触れているので、誰でも面白いと思える分野に出会えると思う。2014/03/21
sai
2
一応放射光専門家の端くれとしては、流石に物足りなく感じる。だが、SPring-8は年間30億円の電気代がかかったりするわけで、そんなに金かけてちゃんと役に立つ研究をしてますよっていうのを一般人に見せるのは非常に大事。事業仕分けでSPring-8の食堂値上がりしたしなぁ。2011/09/29
ちば
1
次世代放射光施設が東北大学に建設決定だし、この勢いでILCも北上に誘致して東北を第二の筑波に…2019/01/08
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