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内容説明
世界30ヶ国ですでに展開する「社会構成主義」の第一人者ケネス・ガーゲン博士(社会心理学)が初めて「組織」にフォーカスした本。組織を創るということ、チームを率いるということ、組織変革、そして「対話」について、これまでの概念を変え、新しい視点をもたらす。
組織に求められているコミュニケーションとは「リーダーがメンバーの話を注意深く聞いて、明快に魅力的に話す」というだけのものではない。コミュニケーションは「お互いに意味を作るプロセス」であり、メンバー同士が関わり合いながら効果的に動いていける能力は「対話」を通じて育成される。本書は現代の組織に必要な「対話」について理解し、効果的な「対話」を創り出すために書かれた。
以下、本文より。
「リーダーシップは第一にコミュニケーション・スキルだ」 とよく言われる。
しかし、コミュニケーション・スキルとはそもそも何なのか?
一見、自明のことのように思えるかもしれないが、そんなことは全くない。
実は、近年、「コミュニケーション」の概念そのものが、変わってしまったのである。
うまくいけば、本書を読み終えたときにはあなたは、従来とは異なるタイプのリーダー、
つまり、日々必要とされているコミュニケーション能力に関して、
これまで以上に熟達したリーダーになっているだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
7
非常に興味深い本だった。小手先の手法ではなく、ダイアローグそのものにフォーカスしているので、考えながら読むことができる。背景にある社会構成主義は本当に面白く、僕自身の考え方に色濃く影響を与えていることを再認識した。本書を読むことで想起された点と点が、まだぼんやりとしか繋がっていないので、引き続きダイアローグについて学びを深めていきたい。2017/12/01
たろっくす
1
社会構成主義の文脈からケネス・J・ガーデン氏の書籍を読みたいと思って手に取った一冊。随所に社会構成主義の片鱗が見えてとても参考になった。特に「あなたにとってのいわゆる事実は実は一つの解釈だと捉えたほうが良い」「有効な対話とは複数の声が一緒に流れていること。」辺りはとても共感ができたし、基本的な概念として念頭に置いておく必要があると感じた。2022/03/10
n-shun1
1
期待した割に響くとこ少なし。自分の力量不足。集団でパフォーマンスを上げる場合はいかなる組織文化があるかが重要な要因となる。極めて有能なリーダーがいても組織として機能しなければ非力だ。個の強み弱みよりも組織の強さで挑戦する場合はピラミッド型の上意下達の命令系統を持つ制度が適しているが,ある意味,美しい幻想なのだろう。 対話は相互に意味を生成する営みとある。対話による価値の伝達をするのではなく,新たな意味を知ることで何が変わるか。 対話による結果は作用反作用の法則に従う?そんな単純なものではないな。2021/08/14
わたるっち
1
組織の中における関係性も、組織の雰囲気も、モチベーションも対話の在り方により形成することができる可能性がある。対話だけですべてが解決できるわけではないだろうが、対話には思っている以上に影響力があり、力強いものだと感じた。どのような対話を生み出していくのかは自分次第。だからこそ、対話のハンドルをしかり握って、行きたい場所(=構築したい関係性)へのドライブを楽しみたい。2016/08/25
こひた
0
内容ではなくプロセス、組織文化、シナリオと感情、共同構築と二種類のコンフリクト。2016/01/21
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