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内容説明
アルバート・アインシュタインは、20世紀でもっとも優れた科学者として知られています。
アインシュタインは、数学や物理学だけではなく、人生そのものに飽くなき好奇心を持ち、その個性、ユーモアのセンスによっても愛されていました。彼は、さまざまなときに、さまざまなところで、さまざまな発言を残しています。そのいずれもが、20世紀最大の天才でありながら、きわめて常識的で、良識的で、そして、謙虚で、ウィットに富んでいます。実際その豊かな人間性は、多くの著名人をも魅了していました。その彼の言葉を読むことで、自分について新たにユニークな視点を持つことができるでしょう。
本書は2006年3月に刊行された『アインシュタインにきいてみよう』に新たに言葉を加え、装いも新たに、文庫版として再編集いたしました。お手元に、いつも置いていただければ幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
33
とても人間くさい、純粋な面をもちながら、それゆえに見えてしまう人間や人間の作り出すものへの深い洞察力が、短い言葉の数々から伝わってきました。今の自分に刺さる言葉もたくさんあって、いくつもメモしました。2023/04/04
茉莉花
25
このシリーズはお手軽にさっと読めてしまうのでリラックス効果があります笑 I'm a perfect womanになりたい(と、言いたい)ので世紀の天才物理学者の言葉から何か学べるかしらと思い、本書を手に取りました。「一見して馬鹿げてないアイデアは見込みがない」という言葉が一番好きで彼らしいなと思いました。特に共感を得たのは彼が大器晩成であったこと。これは、私にとってすごく励みになりました。とにかく天才は物理学以外は凡人以下という印象もあります笑 レオナルド・ダ・ヴィンチとは違ったタイプですね笑 2016/03/21
ロビン
17
相対性理論で有名な理論物理学者アルベルト・アインシュタインの言葉を集めたもの。生き方について、独創性についてなど8つの章にごく短い言葉が分類されている。「宗教なき科学は欠陥であり、科学なき宗教は盲目である」や(服装を気にしないことに関して)「肉を買ったとき中身より包み紙のほうが立派だったら、侘しいじゃないかね」などの有名な名言は意外と載っていない。テレビ番組などではゴシップ的側面ばかり紹介される気がするが、「宇宙」という奇跡をよく理解したゆえのアインシュタインの謙虚さやヒューマニズムは素晴らしいものだ。2021/04/09
すみけん
14
珠玉の言葉が満載されている。この本が文庫化されるのを待っていた。そばにおいて、いつも読み返したい一冊。アインシュタインの精神が世界に浸透すれば、世界はもっと平和になっていく。2015/12/26
トッド
13
■自分が他の人達の為に存在している事は、深く考えなくても日常の生活で分かっている事です。■本当に価値があるものは、人に対する愛情や献身から生まれます。■自分をより客観的に眺めれば、もっと他に心配すべき事があると気付きます。■人は馬を愛する様に車を愛する事は出来ません。馬は車と違って、私達の内面の人間らしい感情を引き出すからです。■結婚に際し、女は男が変わる事を期待していますが、男は女が変わらない事を期待しています。■日本は上品なマナー、芸術的感性、誠実さ、良識のある素晴らしい国です。■唯一の救いはユーモア2020/05/30