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内容説明
本書は、ある架空の街のレストランをめぐる寓話を通じて、
“無名の小さな店”が、“有名で大きな店”に
「戦わずに勝つ」ための戦略を教える本です。
『物を売るバカ』『1行バカ売れ』10万部突破の川上徹也・最新刊!
この戦略が有効なのは、レストランやお店だけではありません。大手企業を相手にたたかう中小企業の営業マンや広報・PR、商品開発担当者、あるいは、無名の個人の「パーソナルブランディング」にもかならず役立つ考え方です。つまり、ビジネスパーソンすべてが身につけるべき戦略なのです。
本書は2012年に刊行され話題となった寓話『星ヶ岡のチンパンジー』に、「ある大学のカフェテリアで」「彼女からの手紙とびっしり書かれたワークシート」を新たに加筆。また、「『星ヶ岡のチンパンジー』とストーリーブランディングについてのちょっと長い解説」と「ワークシート」についても大幅に加筆修正したものです。
「地方」「中小」「零細」「無名」「個人」すべてのビジネス弱者に、「戦わずに勝つ」ためのブランド戦略、教えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
34
ブランドとは、名前を聞いただけでイメージがわき、特別な感情を抱く存在である。特別な感情とは、例えば、仲間に入りたい、近づきたい、買いたい、所有したい、行ってみたい、応援したい、誰かに話してみたい、楽しそう、おいしそう、なんだか知らないけどワクワクするなどといったものだ。世の中のすべての人に同じような感情を持ってもらうということは不可能で、一定の人数の人たちにプラスの特別な感情を抱かせることができれば、ブランドとして成立する。世界的なブランドであれば、何億人もの人に特別な感情を抱かせる存在でなければならない2019/11/25
べっち
15
4.0 物語+解説+ワークシートという構成。非常にシンプルでわかりやすい。ワークシートは正直難しい。会社で考えると比較的やりやすそうだが自分に置いて考えるとなかなか書けない(*_*)時間をかけてでも挑戦してみます。2015/12/24
Gatsby
13
ストーリーブランディングとは何なのか、それを実践するためにはどんなことを理解し、どんなふうに進めるのかということをわかりやすく語った本。後半の解説とワークシートはいいと思うのだが、前半のストーリーはもう少し簡潔にまとめることも可能なのではないかと思う。「弱み」を売るというタイトルは少し大げさで、弱みに向き合うことから見えてくるものがある、という解釈がいいのではないか。「ちょっと長い解説」は全く長くはなく、もう少しページ数を増やしてもいいぐらいだった。2015/11/21
おいかわ
7
なんとなく、どんな内容の本なのか読む前に想像できてしまったけど、キャッチーなタイトルに惹かれて購入。どんな「弱み」も捉え方次第、使い方次第では「強み」になるということですね。途中に出てくる物語は面白かった。《青虫が美しい蝶になって空を飛べるようになるためには、一度サナギになる必要がある》人生には挫折がつきものですが、それは蝶になるためのサナギの期間なのかもしれませんね。しっかり自分を見つめなおして、自分にしかなれない蝶になろう。2015/11/29
朝日
4
一目見て題名に惹かれました。あらすじも自分に身近な書き方だったので購入を決意。なんとキオスクで初めて買ったのだ!内容は誰にでも起こりそうなことで予測できたことだけれど、自分で何を見つけられたかは人それぞれ。物事の中に自分を入れて懸命に生きてるからみつかることってたくさんあるよね。2016/04/23