内容説明
40代~。老いなんてまだまだ早いと思っているけど、心の中ではちょっと気になる人へ。いまの女子力はキープしつつ、来るべき日々に備える少しの心構えが著者の実体験とともに綴られる、等身大のエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
79
早め早めに考えておくことがとても大切な気がした。考えることは無駄なことじゃない。後悔するような生き方よりよく考えて選んだ道を歩みたいから。老い支度は、自分のためだけではなく家族のためでもあるし。世間話をするような軽い感覚で綴られているから、気負うことなく共感することができた。同級会に参加しない…友達と会いたい気はするけれど、思い出したくないものももれなく付いてくると思うと気が滅入るから参加しなかった。まあ、この辺りは、残り少ない時間を過去の自分もひっくるめて自分の人生よ…と思えるようになるかだな。2016/12/03
suite
22
今からお金のことは考えておかないと…そう思う反面、なんとかなるかなと思ってしまうあたり、書き手の岸本さんと少し似ていて笑ってしまった。気に入ったものを色違いで買ってしまうときがあるところなども。私は彼女よりは若いが、独りなので正直老いはこわい。住宅にかかるお金は目下一番気になっておるところだが、うまく付き合いながら、老後に趣味や健康のためにお金をかけて、様々な人たちと接点を保てるようでありたい。2017/01/30
のり
14
老後のあることにまず感謝。限界を承知の上で今の自分にできることをするのが大事。衣替えから解放。無理な収納は死蔵の元。ある分だけで暮らす。気分が上がることがおしゃれの基準。読んでからモノ減らしに勢いがつきました。空間を増やしたいです。2017/12/22
還暦院erk
10
図書館本。とても読みやすかった。数年前に、地震で廊下の荷物が扉をふさいでしまってトイレに8日間閉じ込められた人のニュースに震え上がった覚えがあるが、岸本さんもその報道をきっかけにして「廊下にはモノを置かない」ようにしたそうな。割とすぐに出来て大事な防災習慣だ。2016/01/17
hana✻マインドサポーター✻
5
2つの対談が一番勉強になった。お金の話とか、自分が知りたかったことを岸本さんが聞いてくれたかのようだった(笑)。50歳になり、将来を悲観するあまりに今を楽しめなくなるのはもったいないから、自分がやりたいことや好きなことをもっと大切にしようと思った。2025/05/25
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