- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
マキャヴェリの『君主論』といえば、権謀術数の書として名高いが、よく読むと経営における要諦を示したビジネス書として読むこともできる。特に今日のようなグローバル時代には、従来の日本的経営に欠けていた「かけひき」の重要性を説いている点で、極めて有益な書といえる。「自分より優勢な者と同盟してはならぬ」「賢者を選び、その者だけに直言の自由を与えよ」「善行は、悪行と同じく人の憎悪をまねく」といったマキャヴェリの言葉は、時に辛辣に聞こえるが、激烈な経営の現場に身を置くリーダーにとって必ずや共感できるはずである。著者はデミング賞を受賞をしたQCのエキスパートであり、23年間、松下幸之助と共に仕事をしたという経歴を持つ。いわば日本的経営の良い面も悪い面も知り尽くした人物である。その著者が具体的な企業や現場の実例を挙げて解説するマキャヴェリの言葉は、実にわかりやすく、経営者やリーダー必読の書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じらーるぺるご
1
人を動かす「かけひき」の科学 経営は知恵と知恵の闘争という話ではじまりました。 非情と効率。 少し古い本ですがこのマキャヴェリも非情に勉強になりました。 何度も読むだろうな と思いました。2015/12/31
Hiroshi Higashino
0
斜め読み.章?ごとにマキャヴェリの言を引用して経営によせた短い解説をするような形式の構成.引用文だけ読んで自分なりに考察するのもよいかも?2025/03/15
Kitamuu
0
愛されるよりも恐れられるほうが、はるかに安全である。ひと握りでよいから知恵者を慎重に選定して、その人びとの意見に耳を傾けよ。1人の無能者はその人だけでなく、他の多くの人をも無能者と同じ状態にしてしまう。いちばん困るのは決めないこと。運命は人生の半分を決定するが、残る半分はわれわれの手に任せられている。大義のために現実を顧みないものは滅亡する。2019/09/19
-
- 電子書籍
- 家から追い出された私は、隣国のお抱え錬…
-
- 電子書籍
- 7人の眠り姫(6)
-
- 電子書籍
- いまのあなたを楽しみなさい
-
- 電子書籍
- るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編…
-
- 電子書籍
- 香取センパイ 11 月刊少年チャンピオン