内容説明
同じ内容を伝える場合でも、どんな言葉を選び、どんな語調で話すかによって、他人からの印象は大きく違ってきます。乱れた言葉づかいによって、ときには損をすることも……。他人に評価され、人間関係を良好にするための、美しい日本語の使い方集。ビジネスでもプライベートでも役立つ一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
26
図書館の辞書類がある棚にあったので。小論文、集団面接に、役立つかなと思い拝借。心をおく、とは、気を使う、という意味(33頁)。ひとかたならぬ、で深い感謝(44頁)。冥利に尽きます(46頁)。教師として冥利に尽きる経験をしてみたいものだが。あやかりたいです、は、心をくすぐる(74頁)。自分もそうなりたいという意図がある。お目が高い、慧眼、炯眼(80頁)。書けるかな? お相伴(150頁)なんて使えないわな。茶道の相客のことが相伴(しょうばん)というらしい。2021/04/12
ミルチ
11
いただき立ちや到来物などは初めてききましたが、なるほど知っていると言い訳がましく説明することもなく便利な日本語かもしれません。ひとかたならぬご配慮を賜り、言葉もありません…など噛まずに言える大人の女性になりたいものです。2017/01/08
犬養三千代
10
プライベートではなくパブリックな間柄で必要な言葉の使い方の解説。昨年、雅子妃殿下とおめもじすることがありその時「素敵なお召し物ですね」とこちらも素直に「有難う御座います」と。一生の思い出です。 皇室の方々の美しい日本語はやまとことばが原点だそうです。 「ヤバい」「めっちゃ」「ありえない」は禁句にしよう。2019/12/18
たろさ
6
仕事用の読書。日本語は難しいが仕事で使う日本語はさらに難しく面倒。働くって大変ですね。2017/03/27
黒とかげ
2
うーん。こういう技術は、本を読んで身につくものではない。まさに育ちがものを言うと思う。無意識の振る舞いだから。あと、上流ってのはちょっとだけ印象が悪い。2020/07/07