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内容説明
日本を狙ったサイバー攻撃が激化する中、
頼りになるのは高い技術と正しい倫理観を持った「エシカルハッカー(正義の)ハッカー」だ。
本書ではNTTグループのサイバーセキュリティを先導する
14人のプロフェッショナルたちの知られざる仕事ぶりや思いに迫りつつ、
攻撃者優位が続くサイバーセキュリティの現状や民主導で進む
米国の最新セキュリティ政策事情などを紹介する。
一般ビジネスパーソンがサイバーセキュリティを理解し、
対策を考えるためのヒントをお届けする。
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行雲斎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牧神の午後
5
ん〜〜。サイバーセキュリティは経営の問題、いや確かにその通りなんだけどそれを自覚している経営層がどれだけいるのか、彼らに対してどう啓蒙するのか、ということには残念ながら役立たず。経営の問題ってのを理解した上で、じゃぁどのような人材が必要か?ってのを何と言っても日本有数の企業グループNTTグループの方々を例に紹介する−−という後段は正直鼻白んでしまうのは、捻くれすぎなんでしょうか?2019/02/13
suzuki hirokazu
2
サイバー攻撃が市場として成り立っており、今後もすごい勢いで発展していくというのが素人には新鮮でした。だからこそサイバー攻撃は避けられないことであり、トップによる認識のもと、どういった情報を守るのかが肝だなと痛感しました。異分野の本、面白いです。2015/11/29
ぴよぴよ
0
SEECAT2016会場でいただいたのですが、NTTで働くセキュリティ関係の第一級の研究者・技術者の記事が実体験をベースにしたもので、とても面白く読みました。セキュリティとは何なのか、を理解する一助になるのではないだろうか。2017/01/29
Kenji Suzuya
0
サイバーセキュリティについてのNTT研究所のいわば宣伝本。サイバーセキュリティの基本をごく簡潔に説明したのちは、研究所に在籍する研究員らの最先端の取り組みを紹介していく。体系だってはいないものの、興味はそそられるように記述されている。2016/12/18
ナシアナ・グランデ
0
「サイバーセキュリティは経営課題である」「人材が鍵だが、セキュリティ人材は多様である。各社ごとのニーズをあきらかにすることが第一歩」「政府やテクノロジー会社に任せず、産業界全体で取り組む」というのがメッセージだった。「セキュリティは破られるのを前提に」や「他社と被害情報の共有する」など、これからのセキュリティ対策はどうあるべきかを知るきっかけになった。どんな防衛知識をもっているかだけでなく、何を守るべきかを洗い出すことの方が大切だという点は、まさに経営者目線でのセキュリティ対策だと思った。2016/03/19