ジュリア・おたあ

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ジュリア・おたあ

  • 著者名:谷真介【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 女子パウロ会(2015/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784789607612

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内容説明

関ヶ原の戦いが終わり徳川家康が天下の実権を握ったころ、通訳として活躍していたロドリゲス神父は、伏見の町にある家康の大奥の侍女の中に、朝鮮の若い女性の信者がいることを知り、ローマのイエズス会本部へ送る報告書の中に記しました。彼女は美しい娘で、熱心に信仰の道を歩んでいました。この報告書から2年後、ジュリアは伏見から江戸城に移ったことが、フランシスコ会のムニョス神父の報告書に書かれています。この中では、「ジュリア」と名が記されていました。ジュリアはいつ、どのようにして朝鮮から来たのでしょうか? この後のキリスト教禁令の時代の中で、果たして信仰を生きることができたのでしょうか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

安閑坊喜楽

1
おたあは文禄の役、俗にいう朝鮮出兵で 遠征軍一番隊の大将であり切支丹の小西行長に保護されて 日本に渡り、小西家で養育された少女です。 彼女はのちにキリシタンとして成長し、徳川家の侍女として仕え、 性格も謙虚であり、熱心なキリシタンであると宣教師や 南蛮人商人の記録に散見されています。 彼女の信仰に対する熱意が垣間見えます。 本書の問題点は江戸期に言及している部分はとくに問題ないのですが、 文禄・慶長の役に関する部分は韓国、反在日朝鮮人、 反日日本人の域をでないので、ほとんど参考になりません。 2016/03/19

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