中国ショック 株・原油暴落

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中国ショック 株・原油暴落


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内容説明

中国経済の失速と原油価格の暴落で、世界同時不況の足音が聞こえ始めた。株式、為替市場は一気に不安定になり、オイルマネーの逆流は新興国を危機に陥れる。暗雲漂う世界経済の先行きを読む。
 本書は週刊エコノミスト2015年9月8日号で掲載された特集「中国ショック 株・原油暴落」の記事を電子書籍にしたものです。

目 次:
はじめに
・日米中の株安連鎖 緩和も財政も限界
・2015年度末までの株価・為替の見通しは?
   日本株
   ドル・円相場
   中国株
・震源地・中国 悪化する「李克強指数」 深刻な地方住宅在庫の重荷
・原油30ドル時代の幕開け 世界中でマネー逆流
・アナリストが予想 どうなる原油価格
   来春には35ドル割れも視野
   低迷続き30~55ドルの範囲
   10月以降は上昇に転じる
・原油がまだ下がる六つの理由 シェール生産コストは3割減
   イラクは過去最高 イスラム国の進撃まぬがれる
・これからが本番! 米シェール企業とサウジの消耗戦
・制裁解除のインパクト イラン輸出日量100万バレル増加 
・イラン進出企業が続々 欧州が先行、日本にもチャンス
・原油安の負け組
   ロシア GDP4・6%減、インフレ率16%
   ベネズエラ 生活困窮、デフォルトの危機
   湾岸諸国 サウジは国債発行で穴埋め
・日本経済 GDPを0・1%押し上げ
・得する企業 運輸、タイヤなど 損する企業 石油元売りや商社
・金、鉄、非鉄 軒並み下がった商品価格
・穀物 大豊作でも下値余地少ない