「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人

著者名：横山光昭

PHP研究所（2015/11発売）

• ISBN：9784569762913

内容説明

貯蓄、年金、保険、不動産、相続……。老後に泣くか笑うかは、ほんの僅かな知恵と知識の差だった！　本書は、テレビでお馴染みの人気FPが、老後資金の安全な貯め方から防衛術までをやさしく伝授。「もらうべき退職金を事前に運用する」「保険などの固定費を徹底的に見直す」「50代からは1万でも2万でも多く貯蓄に回す」など、定年後に後悔しないためのノウハウが満載です。一生お金に困らず、楽しい老後を送るための1冊！　「『老後に最低限必要な資金は3000万円』などとも言われますが、実際には、『老後には5000万円以上必要だ』という専門家の方もいれば、『いや、1億円以上なければ安心できない』という方もいらっしゃいます。このようなことを耳にするにつけ、老後に漠然とした不安を覚える方も多いのではないでしょうか。老後に困らないお金の使い方というものは、実はほんのちょっとしたことにすぎません。ですから、今からでも遅すぎることはありませんし、あきらめる必要もまったくありません」（本書「はじめに」より抜粋）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[miww]

老後資金。年金の受給額も期待できず、自分の寿命や健康状態がどうなるかもわからないのに一体いくらあれば安心かなんて決められない。「老後」をテーマに資金の準備、年金の受取り方、退職金に対する意識、保険の見直し、年金受給前の暮らし方、終活、相続について。と、なかなか充実した興味深い内容で参考になった。結局それまでに少しでも準備を、という話なんだけど。浪費抑制の意識付けになりました。

2015/12/15

[ネムコ]

そろそろ定年後について真剣に考えないといけない時期に来ているネムコさん。この本は語り口がソフトでとても読みやすい。そして、実生活に役立つヒントがいくつもあります。先輩がいま定年を過ぎて嘱託で働いていますが、しみじみ自分も就活しなくてはと思います。今の心がけが定年後に響く！　一番大切なのは「元気で働き続けること」ってあたりが良きにつけ悪きにつけ日本人ですねー。

2016/01/29

[ライアン]

老後についていろいろ考えさせられました。あと親の問題などもね。

2017/11/11

[フクミミ]

下流老人や老後破産など、怖い本を立て続けに読んだので、ついこの手の本に 手が伸びてしまう。　貯蓄の大切さはもちろんの事、定年後のこんなはずじゃなかったの件は参考になった。　

2016/01/15

[ellie]

わたしが一番信頼するファイナンシャルプランナー、横山光昭さんの老後資産対策本。老後資産についての本では、横山さんの本が一番腑に落ちます。この本は、今まで読んだ本とダブる所もあり、流し読みました。特に気になったのは、第二章と第三章。海外や田舎への移住するなら、必ずお試しで数ヶ月生活する、その時には年収の一年分のストックを持っておく、ということ。また、第三章に家計改善のヒントがいろいろ。節約の上手な人は家計にメリハリをつけている、収入増でも支出の仕方は変えない、ネットで買いすぎない、など参考になりました。

2015/12/14