講談社文庫<br> 春秋の名君

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講談社文庫
春秋の名君

  • 著者名:宮城谷昌光【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 講談社(2015/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062646635

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内容説明

古代中国の壮大華麗な歴史ロマンを風格ある筆致で描き出し読者を魅了し続ける著者が、鄭の武公・荘公から越の勾践にいたる春秋の名君12人を1人ずつとりあげ語る。さらに、司馬遼太郎さんのこと、『孟嘗君』『重耳』『介子推』から『晏子』に至る創作の秘密まで、宮城谷ワールドの魅力を明かす貴重な随筆集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

55
膨大な資料から作品が出来ているのかと思っていたが、少なくて大変なのだとか…。孟嘗君、重耳、晏子などの小説になるまでや、なった後のことなど知る事が出来良かった。また春秋時代の作品を読んでみようかな。2021/03/08

しゅてふぁん

53
春秋の名君12名についてと創作や自身に関するエッセイ。越王勾践、伍子胥、呉王夫差…春秋時代の呉越は主要人物の逸話を聴くだけで面白い。創作の話では重耳と晏子は並べられるけど孟嘗君と劉邦はダメとか(笑)とても気になったのは司馬遼太郎さんのこと。宮城谷さんが語る司馬さんはとっても魅力的で、著作を読んだことがない私としては是非に読まねば!と思ってしまった。宮城谷さんの作品も読みたいものが沢山あって、呉越に関する作品『湖底の城』、名宰相『晏子』、直木賞受賞作『夏姫春秋』等々、まずは読みかけの『重耳』からだな。2020/12/20

とも

30
★★★☆中国 春秋時代の名君12人の概要説明とエッセイ。大器晩成の著者の苦労と真摯な取り組み、人を見る目の優しさが現れた1冊。これから春秋時代の作品を読み始めるための取っ掛りとしてはオススメ。2014/03/09

Tomoichi

14
3部構成からなるエッセイ。著者の子供時代から直木賞作家になるまでを綴ったもの、自著や司馬遼太郎とのこと語ったもの、そして表題の「春秋の名君」を描く12編、珠玉の随筆集でした。2015/11/20

犬養三千代

9
中国史を踏まえて日本史をふりかえると、みえなかったものがみえてくるはずである。そうなんだ!この作者の知識量半端じゃない。使っている漢字なども個性的過ぎてネットで調べても出てこない(泣)2023/02/04

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