幻冬舎文庫<br> 危険な娘

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幻冬舎文庫
危険な娘

  • 著者名:矢口敦子【著】
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • 幻冬舎(2015/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344424036

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内容説明

極秘来日していたオノコロ国のトップが“暗殺”された。自首したのは、衆議院議員の息子で創薬研究をする大学院生・一臣だった。しかし彼には動機がまったくなく、殺害方法の供述も二転三転する。一臣を操るのは、オノコロからの美しい留学生・ニキか、かつて一臣と愛し合った義妹・多佳子か。“彼女”の心の底にあるのは、正義感か復讐心か――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiDON

48
つながる手で人生が変わるー。なんて意味深な書き出しだろう、と思ったら原子の話で、冒頭から何だかやられた感。これはちょっと好きな作家さんかもと思い読み始めました。インフルエンザの薬を研究する学生の一臣と、そこに来たどこか薄暗い影のある留学生。とても好みの展開でした。予想外に小さく収まってしまい残念さも残る話でしたが、文章や雰囲気は好きだと感じたので、他の作品も読んでみようと思います。2017/01/20

momi

41
タイトル買い!この著者は理系の方?きっとそうなのね…と思いながら読んでいたのですが…まぁ、なんて読みづらいのでしょう!長々と薬の研究室の話が続くが、そこは話の核の部分ではないし…。何が言いたかったのだろう??全体的にボヤけた作品としか言いようがない!フィリンピンの近くの小さな島オノコロ。そこの大統領が日本に極秘来日をしていたが暗殺された!暗殺を企てたのは誰なのか!?タイトルのインパクトは強いが中身がともなっていない。危険な娘ねぇ…まったく伝わってこなかったです…。2015/10/22

きさらぎ

39
読み始めてすぐ、「あー。この作家さん、合わない」と感じてしまい、読了するのが苦痛だった。意地で最後まで読んだけど(;^_^A よその国の大統領が、来日中に衆議院議員の息子に殺された?となれば、国際的に大問題のはずなのに、なぜか捜査がおざなり。研究室の人たちも、彼の無実を信じている割には動こうとしないし。登場するすべての人たちが子供っぽく、事の重大さと比較してちぐはぐだった。2017/02/03

たぬ

17
☆3.5 傾国の美女案件かこれは。ニキ・ハルカスと藤原多佳子、危険度が高いのはどっちかとなると、どっちも危険だけどもっと危険なのは美人だから仕方ない、許してあげたいと本能が思ってしまっていそうな周囲の男たちかもしれない。二人が十人並みがそれ以下だったらこうはなるまい。そりゃそうか。野村翔子の章をニキ・ハルカスの章にチェンジ希望。2025/07/30

seiko★

12
読後、心に何も残らなかった。。。国際問題をはらんだ正義感だの復讐劇だのの展開があるのかなと思いながら読んだのだが・・・ちょっと肩透かし感があり残念…。ただ多佳子の執念深さは怖い。。。2016/04/25

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