内容説明
・ビルの警備員に借金を申し込む。
・見知らぬ人の家で「庭にバラを植えさせて」と頼む。
・CAに機内アナウンスを代行させてほしいと頼む。
・高級ホテルで無料宿泊をお願いする。
「NO!」と言われるための依頼実験を100回繰り返し、「お願いごとの達人」になった著者が見つけた人生の鉄則とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
43
ホコリをかぶった夢に改めてチャレンジする方法。なぜできなかったか考える方法。拒絶された理由は何か? 拒絶の本当の意味は? 誰かに、NO! と言われたり、いや! と拒絶された時の、あなたの反応は? すごく凹む、傷ついたりして、次からチャレンジしなくなったり、そんな経験をみんなと共有して、他人のチャレンジを妨げたり、無意識にしてたりもする。 拒絶している側は何を考えているのか。予想に反して、拒絶理由は、他愛もない事だっりする、つまり、全く傷つく必要はないのだ。ちょっと目先を変えた提案で、合意することもある。2019/12/07
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
41
拒絶は相手の都合で、終わりがある。ということを体をはって示した、作者の勇気に敬意を評したい。2017/01/01
アルフ
20
TEDの「100日間拒絶チャレンジから学んだこと」から入りました。僕も人にものを頼むのが苦手です。いやな顔をされるのが怖くて、自分で仕事をかかえこんでしまうタイプ。著者もそんな性格を変えようと、No!と言われることをあえてお願いして、拒絶耐性をつける!というチャレンジをYouTubeにあげ続けます。よく考えると、拒絶は人格否定ではないこと、Noと言われたことでも、ちょっとしたことでYesに変わることが分かってくると、無茶なお願いのはずが、どんどん叶えられていく!まずはTEDの動画オススメです!2018/10/19
どらぽん
11
無茶な依頼をする社会実験的な本かと思ったら、学びも読後感もある素晴らしい本だった。子供の頃の夢を実現するために待遇がいい会社を辞め、起業してプロダクトを作っても資本家から拒絶されてしまう。自信をなくした著者は、タイトルの計画を思いつき自分を変えようとする。そして拒絶される中で、拒絶は人格の否定ではなく1つの意見に過ぎないこと、NOを受け入れ、あわよくばYESを引き出すテクニック、逆に自分がNOと言う時に意識すること、などを学び成長していく。私もNOと言われたとき、この本を思い出したい。2021/07/06
朔
7
拒絶について深く考察した本。抽象的ではなく、自分の行動に基づいて書かれていて参考になった。拒絶はひとつの意見である。これを忘れないようにして、相手の気持ちを勝手に解釈しないようにしたい。2019/05/07