内容説明
ローラは母と祖母とともに家業の花屋を切り盛りしている。祖父は数年前に他界し、父はローラと母を置いて出奔してしまった。目下のところ、母と祖母の関心事はローラの花婿探しだけだ。ティーンエイジャーから壮年まで、ギフォード家の夕食の席には毎晩のように花婿候補が招待されている。もううんざり。二人の関心を私から遠ざけるにはどうすればいいの？ローラは考えた末、逆に二人の恋人を探すことに決めた。まずは、獣医のビクターね。年齢的にも母にはうってつけのはずよ。だが病院を訪ねると、予想に反し若くハンサムな獣医ジョンが現れた。「きみはビクターのファンなのかな？」けげんそうに彼が言った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
20
花屋を経営しているヒロイン。同居している母、祖母が彼女をなんとか結婚させようとあまりにもうるさいので、逆に祖母と母を誰かとくっつけようと画策する(笑)。母の相手に良さそうな年齢の独身獣医さんを見つけたと思ったら、代診の獣医ヒーローに怪しまれ…。ドタバタした感じですが皆善意で動いているので読後感は良いです。ヒロイン、祖母、母それぞれ幸せに。2018/09/09
ひまわり
1
みんな誰かとくっつけようと画策してる。ラストはみんなカップルに。2011/05/24
