内容説明
受験生で連日賑わう、学問の神様を祀る太宰府天満宮。全ては右大臣・菅原道真への左遷人事から始まった。死後、道真はいかにして「神」になったのか?飛梅伝説が意味するものは何か?平清盛や西郷隆盛との意外な関係とは?天満宮を見つめると日本の歴史が見えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
23
菅原道真が権力闘争に負けて太宰府に左遷された、というのは有名な話ですが、実際は太宰府の役人がそれを望んだから、というのは意外でした。藤原時平としては、島流という選択肢があったのにそうしなかったのは、力を持った太宰府の役人たちの要望に応えるために、中央でそれなりに力のあった道真を太宰府に「派遣」したような形をとるためだったようです。それほどまでに道真の力が評価されていたんだな、と思うと、とても感慨深いものがあります。2016/02/12
退院した雨巫女。
10
明日太宰府天満宮にもいくので、予習。菅原道真についても学ぶ。散策が楽しみ。2011/01/27
かさ
6
本屋で見つけて衝動買いしました。いろんな人名や読み慣れない言葉で苦労しましたが、太宰府天満宮にまつわるいろんな話を知ることができて良かったです。特に良かったのは「白太夫」の話。歌舞伎を見たくなりました。太宰府天満宮は最近一番のお気に入りスポットだったんですが、今度、地図を持って周辺も散策して見ようと思います。2015/04/15
giunyu
2
同じ県内住みなので度々お参りにいきますがここまでのところとは勉強不足でした 次は色々みてまいりたいです2024/09/11
withyuko
2
菅原道真に興味があって、図書館で借りました。桜は日本に自生していたが、梅は日本にはなく中国から渡ってきて人の手とお金をかけないと楽しめないものだった、とか、「太宰府」と「大宰府」の違いとか、道真は太宰府に流されて失意のうちに病気で亡くなったと思われているが、消して都に帰ることを諦めてはいなかったであろうとか、勉強になることは多々ありましたが、お話が多岐にわたっていて最後の方わかりづらかったです。2019/06/04
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