絞首台の黙示録

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紙書籍版価格 ¥1,760
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絞首台の黙示録

  • 著者名:神林長平【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 早川書房(2015/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152095688

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内容説明

長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。生後3ヶ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ〈文〉〈工〉と書いて同じタクミと読ませる名付けをした父。だが、実家で父の不在を確認したぼくは、タクミを名乗る自分そっくりな男の訪問を受ける。彼は育ての親を殺して死刑になってから、ここへ来たというのだが……神林長平、三十六年目の最新傑作にして、最大の野心作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

105
序盤はひたすら混乱と困惑。いきなり死刑執行の場面から始まったと思ったら、次は父が行方不明になった家の中で、自分こそがその息子なのだ、と言い張る瓜二つの顔の男が二人。片方にだけ「死刑にされた」記憶が!読めば読むほど、頭をかきむしりたくなる。誰が死んでて誰が生きてるのかもわからん。もうお手上げ、のところで「ひょっとしたら…」突如開ける視界、ああ、そうなのか!と驚きながら納得。SF、ホラー、そして超自然の力が融合した不思議で印象に残る作品だった。2015/12/22

蓮子

81
読友さんの感想から。興味を惹かれて読始めたものの、なんと言うか文章が合わず、読み通すのが辛い本でした。内容も半分までは面白く感じたものの、後半はついていけず、消化不良のまま読了してしまいました。2016/01/22

ミーコ

62
不気味な表紙とタイトルに興味を持ち、初めて読んだ作家さんです。最初は読みにくく読みきれるか不安になりましたが 本題に入るとグイグイ引き込まれます。頭がこんがらがり え?誰❔ となるのですが最後まで面白く読めました。が複雑過ぎて自分が何処まで理解出来たのか・・・は不明。。ですが面白かったで、他の作品も是非 読んでみたく思います。2016/10/28

かみぶくろ

58
3.6/5.0 かなり玄人向け。意識こそが世界そのものであるっていう考えを哲学的な会話劇で掘り下げていく。筆力も内容も相当高度なことは分かるが、難しくて疲れたうえに、自分の理解も深いところまで及ばなかった。ただ、とても印象には残る作品だった。2021/09/19

藤月はな(灯れ松明の火)

58
神林長平流『屍者の帝国』もしくは哲学的ゾンビ(クオリア)論と神の視点での時間という概念への問いかけについて。情報化によって常に言語化され、記憶すらも他者と共有化され、細分化されるようになった人間は己の実存性の証明が逆に難しくなった。もし、自分がついさっき、「自分自身」と思われる記憶をインプットしたモノだけに過ぎなかったら?物証では実存を完全には表せない。でも言語も概念を生み出すだけで実存には決してならない。己の実存性が証明できない以上、「自己」とは何なのか?または実存がなければ「自己」はないのか。2015/12/25

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