日本経済新聞出版<br> 最後はなぜかうまくいくイタリア人

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日本経済新聞出版
最後はなぜかうまくいくイタリア人

  • 著者名:宮嶋勲【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 日経BP(2015/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532320348

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内容説明

嫌いなことはやらない。商談よりも食事が大事。空気は読んだことがない。それでも、結果が出るのはなぜなのか――。怠惰で陽気で適当なのに、ファッションから車まで、独自のセンスと哲学で世界の一流品を生み出している国イタリア。彼らの秘密を、日常のさまざまなシーンの行動・価値観や「イタリア人あるある」から、軽妙にひもときます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoっぴ

79
国が違えば考え方も違うのはわかるけど、イタリア人の思考にびっくり。これほど違うとはー(笑) 予定どおりなんてあり得ない、不測の事態こそ当たり前、目の前のこと最優先、嫌なことはやりたくない…。日本ではつまはじきにされそうですが、イタリア人はみんなこうだからお互いのことにもとっても寛容。ある意味ストレスのないゆるゆる楽観的な社会とも言えますね。公私ともに時間やルールに厳しい日本の社会から見ると、ちょっと羨ましい部分もあったりして。この楽観思考、魅力的だなぁ。2016/04/29

レモン

35
読みたい本にチェックした後、文庫になり書店で平置きになっていて驚いた本書。その場しのぎにも程があるイタリア人と、真面目な日本人の気質とかけ離れ過ぎていてめちゃくちゃ面白かった。それで社会が回っている不思議。ただ子どものまま成長してないだけのように思えるが、欲望の赴くまま後先のことを何も考えず行動でき、またそれが許容される寛容な社会であることが少し羨ましい。雨が降ったら落ち込むので打ち合わせキャンセルだなんて。時間の概念もただルーズなのではなく、独自のルールがあるのだとか。本当の幸せとは何か。深い。2024/10/04

yyrn

34
約束時間に平気で遅れるイタリア人は全員が遅れるから別に困らないと。食卓は食事する以上にお喋りで自己をアピールし情報交換しつつ伊国で最も重要なコネ作りをするための場であるから必然的に長くなりランチで2時間かけることも。だから遅刻は全然OKで、むしろ会話を続けられるので遅い人に合わせて食事や会議が進むらしい(15分でランチを済ませる日本人の方が人間味がない?)。かなり異なる価値観だが、公私の境が曖昧でいつでもサボるがいつでも仕事をするというイタリア人の心情は理解できる。仕事は労働ではなく人生なのだよ、確かに。2021/03/04

ひろ☆

25
イタリア人の性格に納得!時間にルーズではなく、おおらかなのは、寄り道こそが人生だと考えているから。 イタリア人のダメ元精神。ダメもとで挑戦、ダメなら次。だから、女性に対してもそうなんだなぁ。薄いつながりに全力で答える。面白かった。2016/02/23

Kaz

20
「イタリア人あるある」を仕事、人生、家族と恋愛、食事という切り口で実例と考察を紹介したのち、筆者の視点による地域別の気質違いを述べている。日本でも地域によって違いがあるが、イタリアでもそれは同じ。笑ったのは、ジェントルなピエモンテ人が「堅苦しい」などと女性陣から敬遠され気味なこと。これってイケメンでもお笑いのセンスがないと「見た目だけやね」という理不尽な扱いを受ける大阪のノリに通じるものを感じる。また、トスカーナの気質が筆者の言うとおりだとしたら、さながら「イタリアの京都」といえるかも。2023/08/19

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