内容説明
天正八年初冬。遠州武田方の高天神城では、徐々に包囲を狭めつつある徳川方を狙う野伏りが跋扈していた。頭領は、家康が濡衣を着せて殺害した嫡子信康に似ているという。一方、近くの沢木村では、多くの百姓が神隠しに遭っていた……。長篇戦国巨編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春日
3
武田家滅亡へと向かう高天神城の籠城戦を主軸に、様々な人の生きざまが絡み合う歴史ミステリー。勝頼公を始め、史実にある人物(本書オリジナルではない)の解釈が自分にはあまりしっくりきませんでした。高坂が信玄公亡き後の武田家を支えていたことについては充分に述べられていますが、最期には疑問。人物描写はさておき。全く別々の所で起きていた事柄が少しずつ繋がっていく過程はとにかく先が気になり、中盤からラストまで、読み始めたら止まらなくなりました。2014/01/09
グランくん
0
高天神城の攻防戦が軸となっている物。守る、城主の岡部元信とその主である武田勝頼。攻める徳川家康。これに加え、家康を亡き者にしようと企てる野武士達。子共を拐かす者達等が入り組んで、物語は展開して行きます。2023/03/14
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