内容説明
富岡八幡宮の近くで「じゃこ天」を売る天婦羅屋、伊達宗之介は元剣術指南役でありながら、逞しさが微塵もない、どこらか取り柄が何もないような浪人。娘の千春にまで説教される有様の宗之介だが、岡っ引の紋三が探索にのりだした猿江の殺しにつながる一件で江戸中が喝采する天晴れなことをやりとげる。
大岡越前守から直に十手を預かる門前仲町の紋三親分とふだんは頼りないことこの上ない伊達宗之介の涙と笑いの捕物帳!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
沼田のに
3
出版社が廣済堂に変わって表紙イラストも宇野信哉になった。前の劇画調の表紙の仕事人風の内容から今度は江戸人情話風に内容も変わってちっと面白くなってきた。読むのやめようと思ったけど、シリーズの廣済堂だけ読むのもいいかもしんない。6/102017/01/18
Kazumi
3
登場する女性がみんな強い!宗之助、千春の父娘好きだなぁ。2016/04/07
Masayoshi Arakawa
3
20160205108 シリーズ3巻目、天婦羅屋の伊達さんが今回は主役。今後どういう展開になるんかなあ?2016/02/04