メディアワークス文庫<br> サッポロ無職グラフィティ

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メディアワークス文庫
サッポロ無職グラフィティ

  • 著者名:奈坂秋吾【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2015/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048669474

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内容説明

真夏の札幌。就活中の万里裕輔は、昔のバイト仲間に誘われて、最近話題の「地下鉄車両に描かれたアート落書き」の清掃バイトに参加することになる。就職面接連敗中の万里と同じく、知り合いたちも相変わらずの無職揃いだった。 そんな万里たちは、清掃責任者からの報酬に目がくらみ、落書き犯を捜すことに。札幌市内を南北、東西に走る二つの地下鉄。それぞれの落書きを調べていくうちに、万里たちは思わぬ真相にたどり着く。 フリーター、就活中の大学生、不良たちから女子高生まで、若者たちが札幌の街を駆け抜ける! 『無職』×『青春』グラフィティ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

46
派手なサッポロの看板などの表紙にひかれて手に取った一冊。就活に苦戦している主人公が、ある日知り合いから「何でも屋」をやらないかと誘われて、参加することになった。そして「何でも屋」のメンバーで地下鉄の落書き事件の犯人探しをすることになった。ドタバタする割には臨場感もなく、今一つ良くわからないまま読了した感じがする。それにサッポロらしさも余り伝わってこなかったかな。☆★★★★2020/09/08

26
誕生日プレゼントに北海道の友だちからいただいた本です。北海道の地理はよくわからないので楽しめなかった気がします。ごちゃごちゃしているお話も好きなものはありますが、これは苦手なごちゃごちゃでした。。舞台を北海道にしてあるので、もっと北海道感が感じられるのかなと思いましたが、そうでもなくてそこも残念でした。辛口すみません。2016/12/08

ぴかりん@マヨ

19
真夏の札幌が舞台という事で手に取りましたが微妙でした…。地下鉄車両への落書き事件が起こり、就職難民の主人公を含め個性的な無職たちが「何でも屋」として犯人を追うお話。騙されてすすきのの街を逃げ回ったり、札幌駅前で派手にやり合ったり、ミステリー要素もあったりで、ストーリー的には面白いと思うのですが…現実味が無いというか、なんだか入り込めなかったです。無職の悲愴感や暗い感情が終始漂っていて、最後まで読んでも気持ちが晴れませんでした(ノ_<)2016/09/02

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

19
【★★☆☆☆】駅構内で多発する落書き事件をめぐり、札幌の街を駆け回る無職の若者たちを描いた青春グラフィティ。作者がどんな作品を書きたかったのかってのは読んでて伝わってくるけど、群像劇としてもミステリとしても内容は中途半端。作風なのか単なる技量不足なのか知らんが文章は慣れるまでひたすらに読みにくいです。 一章と1章が混在する構成の時点で何らかの気配を察せるので、読者を騙す気のないミスリードは伏線として如何なものか……。2014/10/17

やす

9
札幌市営地下鉄への落書き事件を追う便利屋のお話。ビジネススーツの女性っていったい何だったんだよ。とちょっと伏線を拾いきれて居ない感じがあるなあ。ご当地ラノベで割り引いてもすこしなあ。ご当地物といえばススキノ探偵や道警ものがあるけど本書は地理が正確。自分の家の近くを主人公たちが通るのでちょっと嬉しいけど、それだけな感じですね。2014/12/16

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