内容説明
だれかを愛するあなたのためのバイブル
「ひとりの人間が、自分以外のだれかを愛することは、おそらくほかのどんなことよりも難しい究極で最後の試練である。」―リルケ
愛を長つづきさせるためには、喜んで努力をする必要があります。二人の関係は繊細な植物にたとえることができます。恋愛や結婚の始まりは、いわば種まきです。そのあと、水と肥料を与える必要があります。おろそかにすれば枯れてしまいますが、心を込めて大切に育てればすくすくと成長します。読者のみなさんが恋愛や結婚を実り豊かなものにするうえで、本書がお役にたてれば幸いです。
Chapter1 自分に合った恋をみつける
・素敵な人と恋愛する資格が自分にもあると気づく
・恋に恋している人を避ける
・外見にとらわれれ、真に愛し合える人を見失わない …etc.
Chapter2 素敵な恋を掴んだら
・自分らしい恋愛をするための六つの条件
・相手に合わせて自分の恋愛観を調整する
・周りに相談せず、相手とじっくり話し合う …etc.
Chapter3 愛を大切にはぐくむ
・健全に依存しあう
・愛情の高まりを抑圧せずに、つねに表現する
・毎日、一人で過ごす時間を持つ …etc.
Chapter4 ずっと愛し合うということ
・自分の考えは、心に秘めずに共有する
・八つ当たりして、大事な味方を失わない
・無条件に愛する …etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ🍀
155
相手のためだけでなく、自らのためにもあるもの「愛」。自分の思うがままにするのではなく、相手があってできるもの。共通点を探して共感して、相違点を見つけて惹かれるもの。失敗を繰り返しながら反省して、少しずつ強く結ばれていくもの。すべてを解決しようとせず、お互いに程よい遊びを残しておくもの。他者がどう思おうと二人の間のもの。ずっと一緒にいたいけど久しぶりに会えたほうが喜びを感じるもの。複雑な感情になっても寄り添えるもの。言葉で言うのは簡単だけど、自分らしさを保ったまま無条件に愛するって難しいもの。愛のレッスン。2018/12/31
どぶねずみ
27
素直な自分をさらけ出す。何でも打ち明けて正直になる。相手を褒めて尊重する。人として基本中の基本でしょ？と思ったけど、心に余裕がないと、なかなかできないこと。だけど、相手が私に心の余裕をもたらしてくれる。私も感謝の気持ちを込めて、日々返したい。立ち読みだったけど、良い勉強ができた。2016/12/03
Fiver
8
『ひとりの人間が、自分以外のだれかを愛することは、おそらくほかのどんなことよりも難しい究極で最後の試練である』あらま、難しい…。だけど、『親友になれる相手を選ぶ』というのは分かりやすいな。何でも話せて、どんな私も全部知っていて、どんなときも味方で、優しくて、でもちゃんと怒ってもくれる…。やっぱり『親友』が1番✨あれ、せっかく愛を育てる本を読んだのに…笑。2019/02/22
soccer
1
さらに勉強になりました。男ですけど。2016/11/18
