内容説明
好条件の仕事を逃したくないと思った彼女は、魅力的な面接担当者に秘密を隠した。■勤務地が外国であることと高額の給料に心を引かれ、テキスタイル・デザイナーのニコールは求人広告に応募した。最終面接会場の高級フラットで彼女を迎えたのは、ドクター・ストラットハーレンと名乗る魅力的な男性だった。人類学者である彼から、勤務地はインド北西部の町だと知らされる。彼はラジャスタン州の君主マハラジャと同じ学校で学んだ仲であり、東洋の工芸品を西洋人に売りたいと望むマハラジャの依頼を受けて、職人たちの作業を監督できる人材を探していたのだった。結局、後日昼食をとりながら再度面接をしたいと言われたニコールは、食事の席でストラットハーレンから合格を告げられる。彼女の思いは早くもインドへ、マハラジャの宮殿へと飛んだ。自分が未婚の母であることは内緒にしたままで……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bookworm
15
#読書 #読了 #ハーレクイン ヒロインはヒーロー下心が大ありでインドの仕事に採用されたとはつゆ知らずでしたが一応お互いに一目惚れだったので、インドに着いた途端すごい意識し合ってて相手のエロな事ばかり妄想してて笑えた。さらにいままで読んだ中で最も突然で無愛想なプロポーズにも笑った。全体的にロマンスに欠ける話で肩すかし。2021/09/21
きき
1
ヒロインの初恋の相手が今や大スター。でもヒーローみたいに紳士でもなく一緒に住んでる女性が下品。ヒーローとヒロインの大人の関係が素敵2015/10/16
アクアマリン
0
1999年に書かれた作品です。電子メールが出てきてました。一目惚れなのに、それをかくして、便宜結婚みたいな、素直じゃない。インド、スコットランド、異国情調ありました。13歳の息子がいて難しい年頃。最後は、めでたく終わり。ハーレクイン良さです。2017/12/27
こえん
0
舞台の半分はインド、H/Hはともに英国人だけど。最初の恋愛で傷ついて愛に臆病になってるふたりが惹かれあって、思いを通じさせていく過程が中々いい感じ。一見クールなヒーローだけどヒロインが未婚で産んだ息子の存在が明らかになった時のキレっぷりなぞは見物。だけど、その１３才の息子が来たらヒロインに似てて構わずにはいられないんだよねー、「愛してる」と言えずに不器用なプロポーズするし…何だかデキのいい男の割に、自立したヒロインへの想いにはダメダメ君で落差が○2009/10/15
