小学館文庫<br> 鬼平料理番日記(小学館文庫)

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小学館文庫
鬼平料理番日記(小学館文庫)

  • 著者名:阿部孤柳【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2015/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094164114

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内容説明

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わずか数分の出番「消え物」に工夫を注ぐ、それが料理番。今風に言えばスタイリストだ。現代劇と異なり歴史への造詣の深さと卓抜した想像力を必要とする。阿部孤柳は約八年間『鬼平犯科帳』の料理番を勤めた。シナリオには「鬼平田楽に舌鼓」とだけ書かれている。そこから関東串1本、関西串2本という絵献立を導き出す。考古学に於ける発掘作業にも通ずるスリリングな考察で、「鬼平江戸の食」に迫る料理番日記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さいたまのたぬき

33
池波作品の魅力の一つ旬の料理の数々。池波さんは季節感を表すために旬の物が関わる料理をとても大事にしていたそうです。これを忠実に映像化しようとすると・・・・そんな苦労や鬼平で役を演じた俳優さんたちのエピソードなどを交えながらたくさんの料理を紹介してくれる本。ちょっと文章が読みにくい感じがしましたが、写真なども多くておなかのすく1冊でした2019/06/27

ドナルド@灯れ松明の火

9
13年間積読本だった。鬼平に出てくる料理をフジTV「鬼平犯科帳」放映時消えものを再現させた料理人のエッセイ。江戸時代の料理って工夫され美味しく食べていたんだと再認識。江戸前の素材や現代よりはるかにおいしいと断言された醤油や味噌を味わってみたい。2011/12/16

kinupon

5
鬼平に出てくる料理は、高級料亭から一般庶民の味まで様々です。この本はそれらの料理の中から再現をしていて面白かったです。2011/11/05

paichi81

4
カラーだし写真は豊富。しかしボリュームは薄め。梅安料理ごよみのほうが読み物としては楽しめるかな。

朱音

4
テレビドラマの「鬼平犯科帳」で、いわゆる「消え物」つまり本番で俳優さんが飲み食いする料理を担当されていたのがこの筆者。本職は割烹「かねさい」主人とあるからきっと私なんかが入るには敷居の高いようなお店なのかも。池波正太郎氏の本は、特に料理がおいしそうに描かれているのでドラマ化するときもその料理を生かして、江戸時代そのままに再現するところに苦労されているのが伝わってきた。・・・しかし読んでるとお腹が空いてくる本、なんだよねこれ・・・2002/11/23

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