内容説明
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都市のそばには川がある。川のそばにはヒトがいる。カヌー、カップル、花火…人間って何て変てこな生きものだろう。川はいつも同じようでありながら、少しずつ変わっている。昨年とまったく同じ景色が広がっているように見えても、そのふところでは、ヒトの想像を絶する数の生命のいとなみが、日々あたらしく息づいている。不登校の高校生なまず君とその脱サラ叔父さんのコンビがつづる多摩川138キロの珍道中。
感想・レビュー
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barcarola
4
川は好きだ。海よりも。さて、本書。多摩川の源流から河口域まで小説仕立てで辿る旅。主人公がナマズの生まれ変わりということだが(笑)、ナマズはあまり関係無い。ページの半分程度は美しい写真(カラー多数)であり、ガイドブック的でもある。2020/06/06
じょみ
0
文書も写真も面白い。手放してしまったのが悔やまれる。
mft
0
サブタイトルにあるように源流の水干から河口の羽田までの各所に行くのだが、不登校の高校生と古道具屋の店主を主人公にしたフィクション仕立てになっている。奥多摩駅から小河内ダムまでのむかしみち辺りは機会があれば歩いてみたい2018/11/09