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内容説明
プロサッカー「Jリーグ」を誕生させ、日本をワールドカップの常連国にまで成長させた功労者・川淵三郎キャプテン。その類まれなリーダーシップは、なぜ発揮できたのか? 一度はサッカー界から身を引くつもりだった人生に、何が起きたのか? その転機は、意外にもサラリーマン時代の左遷人事にあった。五十歳をすぎて味わった挫折。それから二十年、人生後半に賭けた新たな夢とは──。本書は、かつて「独裁者」と呼ばれ革命を起こした男が、サラリーマン時代の失敗談から、家族との交流までを包み隠さず明かした体験的リーダー論である。その内容は「人事異動の伝え方」「引き際の判断」「リスクマネジメント」「飲み会はしない」「嫌われ役でいい」など、著者自身、古河電工で三十年も働いてきた体験をもとに綴られている。指導者の流儀とは、組織に生きるとは、そして、人間力を磨くためには……。苦境に立たされるビジネスマン諸氏に、熱く語った応援メッセージ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
例え独裁者と言われようとも,トップの人間が決断をしなければ物事は進まない.特に新しいことをはじめる場合には従来の物事を決定するよりも更に早い決断が求められる.それを行なってきたからこそ,サッカーがこれだけメジャーなものになった.2012/07/24
ともふく
5
サッカーからバスケの世界に転身し、短時間でBJリーグを立ち上げた手腕に興味を持った。川淵さんはとても強い人。直言し摩擦を恐れない強いリーダー。理想を決めたら、そこに一直線。まさにブレない人。成功はどこかにあるものではなく、自分で作るもの。正解をどこかにに探すのではなく、自分が正解を作り出す。だから川淵リーダーは失敗しないのだと思いました。2018/03/29
デューク
5
Jリーグを創った男、川淵三郎のリーダー論。 肩ひじ張ったところが全くなく、優しい口調で語られる言葉は示唆に富む。選手や監督としてサッカーに関わってきた日々、51歳で初めて経験した左遷、Jリーグ創設、サッカー協会キャプテン就任、などなど自身の経験から語られる言葉は、派手さはないものの静かな迫力と説得力で読む者の心を打つ。筆者のあきらめない姿勢に、公平な態度に、反骨精神に、勇気をもらえる一冊。おすすめ2015/11/11
lop
4
ビジネス書のようなタイトルだけど、川渕キャプテンの本なので、一応サッカー本。まあ、サッカー協会にはいるまではサラリーマンとして仕事をしていたので、普通のスポーツを強引にビジネス書にするよりは説得力がありました。ん?矛盾してないか?っておもうところもあったけど、ぶれずに信念を貫くことは素晴らしいなと感じました。定量定量というけど、数字でははかれないことも大事だと共感しました!!2014/03/26
湘南☆浪漫【Rain Maker】
3
ある程度独裁的に物事を進めないと方向が定まらない…日本は特に(苦笑) ま、晩年はやり過ぎ感はあったけど。2018/10/26
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