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内容説明
かつての昭和恐慌とは異なり、21世紀型の金融恐慌が起こりつつある。①金利上昇、②地域金融の崩壊、③郵政民営化、④ペイオフ解禁、⑤メガバンク3行体制によって、信用収縮が起こる危険性があり、新たな金融恐慌を引きこしかねない。こうした流れは市場原理主義に基づいた誤った考えであり、日本経済を守るためにも正していかねばならないのが本書の主張。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東隆斎洒落
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(2007.10 読了) 10月から、「かんぽ」「ゆうちょ」の民営化。 完全民営化の段階で、外資が「かんぽ生命」株、「ゆうちょ銀行」株を、なぜ牛耳るのか?、本当に牛耳りたいほどの金融機関になるシナリオが正しいのか? という点について、素人的には疑問が残ります。 ともあれ、『官』のディスクロの少なさを改めて数値で見れたことは収穫。2007/10/15
メルセ・ひすい
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9. 17 ★5 必読書 `95T~ 金融システム安定化政策の研究 ★250兆円の対外債権を持っている。100兆円は今すぐ自分のために使える。そのくせに8年間も緊縮財政を続け、国土は疲弊し、格差は拡大し、これが金融システムの不安の主因になっている。民営化後の「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の活動が日本の経営システムそのものを破壊し、明治維新日本国の存立基準を崩壊させる危険性が多分にある。・・日本の金融改革は間違いだらけ。小泉・竹中の「ビジョンなき破壊活動」を継承する安倍内閣では、真の景気回復はありえない。2007/08/10