内容説明
聖処女ジャンヌをめぐる野望と陰謀のドラマ!フランス救国の乙女ジャンヌ・ダルクの陰で活躍する娼婦ジャンヌ。激動の時代を生きた二人のジャンヌの運命をドラマチックに描く渾身の傑作歴史長篇小説! 平和は、戦いでしか創れない!神の声に従う処女と野望に燃える娼婦、悪をきわめた将軍たちがおりなす熾烈な歴史絵巻。はたして神は、誰を支持するのか。
目次
第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
36
○どこまでが通説にもとづいているのかわかりませんが、面白かったです。シャルル7世が何故ジャンヌダルクを見捨てたのかわからなかったので、この小説の話は疑問をすこし解消してくれました。佞臣や宮廷は恐ろしいと思いました。2023/05/12
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25
図書館**西洋時代小説**聖なる乙女ジャンヌダルク。しかし本書は、彼女と同姓同名である娼婦ジャンヌが主人公。神の声に従う乙女と野望に燃える娼婦、悪をきわめた将軍たちがおりなす熾烈な歴史絵巻。はたして神は、誰を支持するのか!?(紹介文・他より)――架空の登場人物、娼婦ジャンヌを通して、百年戦争の表舞台に立つ人物たちが鮮やかに、そして活き活きと描かれる。娼婦のジャンヌも、ラ・ピュセルの単純なアンチテーゼではなく、計算高くも義理は忘れないという人間らしさが非常に好感。素晴らしい人間模様が堪能できる傑作歴史小説!2013/06/09
assam2005
21
ジャンヌが二人登場する。娼婦ジャンヌから見た聖女ジャンヌの生き方はどう見えたのか。清き世界に住む聖女と、何よりも生きることを選んだ娼婦。二人の生き方が比較され、聖女の理想の生き方が現実的ではなく、自己の精神世界とごっちゃにしている感じがして、違和感を感じた。大人達が異端としたのも分かる気がする。だからといって自己の利益のためだけに他人を物のように扱う大人達の感覚が正常だとも思えない。道を誤った者は既に人でないと考え、しかも人の命をこんなに軽く考える宗教だったとは。ここから現代の道徳観によく繋がったと思う。2018/12/29
星落秋風五丈原
20
ジャンヌ・ダルクが2人いたという奇想天外なエンターテイメント。百姓娘で神の声を聞いたというジャンヌはラ・ピュセルと呼ばれる処女。激しい心情、イキイキとした姿もよく描かれているが、本当のヒロインはイギリス軍に囲まれているオルレアンの『快楽の館』の女主人ジャンヌ。2001/11/25
ぶっくlover
9
最後まで、ただ神を信じた『ジャンヌ・ダルク』。 そこまで自分を投げ出して信じ込める『何か』が在るって、羨ましい事なのかも知れない😔2020/06/17
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