講談社文庫<br> 新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈青年編〉

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講談社文庫
新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈青年編〉

  • 著者名:藤本ひとみ【著】
  • 価格 ¥691(本体¥629)
  • 講談社(2015/10発売)
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  • ISBN:9784062760638

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内容説明

枢機卿・リシュリューを暗殺する。シュヴルーズ公爵夫人によって練られた大胆な陰謀。それを察知したミラディは、リシュリューの宮殿に向かう。一方、戦地に赴いていたダルタニャンは、何者かに銃撃される。弾丸は自軍のものだった。真の敵の正体とは。過酷な運命の先にあるものとは? 壮大な物語の完結編。

目次

第三章 陰謀をたくらむ女狐
第四章 死線を越える仲間たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

31
○筋は原作に忠実ながら、いい感じで脚色もされています。少しコメディかなとも感じました。リシュリューは原作と異なり宰相らしい人物です。ミラディ以外の女性陣はかなりパンチが効いています。2024/12/06

鐵太郎

18
ここで関係する女たち、アンヌ・ドートリッシュ、シュヴルーズ公爵夫人、コンスタンス・ボナシュー、そしてミラディ。みなそれぞれの立場で他人を上手く使おうと考え、相手を腹の中で軽蔑し、相手を利用して自分の立場を上げようとします。いいねぇ、この露骨な人間関係。そしてこの展開もまとめも、原作とは違うけど、あり得たかも知れない歴史ドラマとして面白い。その上で、三銃士という素敵な舞台を作ってくれた大デュマに、乾杯。2010/01/13

noémi

12
三銃士のミラディ側から見たサイドストーリー。オリジナルは、ただひたすら強くて恐くて、やはり映画はミラ・ジョボヴィッチが演るしかないだろう(笑)というカンジだったが、本作ではもっと繊細で複雑なミラディを見出せるはず。でも、何と言っても一番カッコいいのはリュシュリュー。この人はただの薄っぺらい正義漢ではないし、私利私欲に走る悪人でもない。酸いも甘いも噛み分けた一国の宰相なのだ。国益になることなら、どんなことをやるのも辞さない勇気が必要。まさに「悪に強ければ善にも強し」。話の途中にタレランが出てくるのは御愛嬌。2011/12/04

アン子

8
藤本ひとみワールドになると三銃士もこうなるんだろうな…2016/10/07

seri

6
三銃士たちもダルタニャンも極端すぎるキャラクターだったけれど、最後にはいいやつらだったと思えた。ミラディやリシュリューは、かなりイメージが変わった。三銃士の物語の裏側で様々に企み暗躍する女性たちが、たくましくて恐ろしかった。2015/11/24

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