内容説明
愛していないなら、求めていないなら、なぜ離婚を拒むの?
3年前、イザベルは秘書の代理として派遣された先で、コンスタンティン・デ・セヴェリーノに見初められた。プレイボーイのイタリア人実業家で爵位も持つ彼と、炭鉱の村で育ったイザベルとでは身分が違いすぎたが、二人の情熱はそんな格差が入り込む余地もないほど激しく、イザベルはやがて妊娠。コンスタンティンは結婚を申し込んだ。だが不幸なことに、イザベルは流産してしまう。急によそよそしくなった夫に、イザベルは深く傷ついた。高貴で厳格な育ちのせいで、夫が悲しみを表に出さないこと、だからこそベッドではあんなにも激しく情熱をさらけ出すこと――若すぎた妻にわかるはずもなく、イザベルは打ちひしがれて家を出た。
■シャンテル・ショーは、HQロマンス担当編集者の“推し作家”の1人。しっとりと胸に迫る描写と、上品だけれど官能的なラブシーンが魅力です。イザベルたちが結ばれたのは、情熱のため? それともはじめから愛はあったのか――。ぜひ、お確かめください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
4
コミカライズhttps://bookmeter.com/books/117711042019/02/12
やまと
3
夫婦再生もの。初めはヒーローにたいして、凄く腹がたったけど、ヒーローのトラウマからくる苦悩やヒロインを心から思う本心を知り、とても切ない気持ちになった。ヒロインの辛かった気持ちも、悲しみも、痛いほどわかったので、どちらも責められないかなあ。今回のヒロインは自立していたので、その点も良かった。おすすめ2015/11/07
麻琴
1
凄かった。一気読みしてしまった。3年前に妊娠が発覚し結婚したヒーローとヒロイン。しかし、流産してしまったことを機に夫婦のすれ違いは決定的になり感情を見せないヒーローの冷淡な態度に傷つきヒロインは家を出てしまい…という話。家出したヒロインがバンドのボーカリストとして大成功しているという設定にまず驚いた。その成功で得た自信がなければイタリアの侯爵で大富豪のヒーローと対等に対峙し終盤明らかになるヒーローの抱えるトラウマを受け止めることは出来なかったと思う。→(コメント欄に続く)2015/10/22
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