内容説明
忘れられない一夜がともした、小さな命の火。
テスはその日、意を決して大企業のCEOネイトのオフィスを訪れた。危険な香りの堂々たるタキシード姿の彼に心奪われた夜――あの夢のような一夜が授けた命の存在を、彼に伝えたい。だが彼女は、冷たい一瞥とともに信じ難い言葉を投げつけられる。「父親はぼくではない」すげなく追い返され途方にくれていると、不意に家に現れた彼に激しく求められ、テスは再び至福の時を過ごした。ところがその直後、真実を話せと彼に迫られ、愕然とする。彼にとって私は、束の間の情事の相手にすぎないのだ……。テスは胸の痛みをこらえ、嘘をついた。“妊娠は間違いだったの”と。
■強引でセクシーなヒーロー像が話題を呼んだ、『孤高の不良公爵』の著者ハイディ・ライスが贈るのは、一夜の恋が授けた秘密の命の物語。赤ちゃんとヒロインの存在が、心を閉ざした孤独なヒーローの魂を揺さぶるラストシーンは、涙なくしては読めません!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
12
立ち読み。パーティでどっかん、妊娠!って…。女子を信じない男子、かたくなな女子(あまりに彼女を馬鹿にした男子がそもそも悪い)。なんだかすっきりしないまま終わっちゃいましたが、彼女がいいならよかったよかった。2015/10/20
キッチンタイマー
4
クローゼットでできた子供の話。よく聞けばH/Hどちらも少年時代に多少グレていたと。おかげでヒロインのやることになんとなく相手を見てるな、と思ってたら、ヒーローも茶番な会議に逃げたりして戸惑うこともままあったり。でも愛情再生物語はよかった。2015/10/25
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