講談社現代新書<br> ガラパゴス化する日本

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講談社現代新書
ガラパゴス化する日本

  • 著者名:吉川尚宏【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 特価 ¥440(本体¥400)
  • 講談社(2015/10発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062880381

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内容説明

さらなるグローバル化、どんどん進む少子高齢化……激変する環境の中、日本が生き残っていくポイントは、ゲームのルールに積極的にかかわること、ハイブリッド化、そして出島化にある! (講談社現代新書)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

357
日本における携帯端末の異様なまでの進化は、その独自進化の故にガラパゴスと言われてきた。本書は、他の産業も、日本それ自体も、そして日本人もまたガラパゴス化の危機にあると論じてゆく。後半では、脱ガラパゴスの試みを紹介し、ありうべき将来像を模索する。例えば、著者の提言する出島シナリオがそうである。ただ、仮に彼の述べるような脱ガラパゴスに成功したとしても、それは企業家たちのものであり、労働者に還元される部分は薄い。まして、地方においてをやである。私たちは、ほんとうにこんな未来像を庶幾していいのだろうか。2018/12/05

mitei

34
せっかく事例は多く集めているのに根本的になぜガラパゴスがダメなのかという理由に乏しかった。日本が逆にその分野で世界が追いつけないほどの高いニーズを満たしているということも考えられるので一概にガラパゴスというのは逆効果だと思う。2012/04/11

AICHAN

29
図書館本。私はガラケーを卒業してスマホになったばかり。なってみると便利で重宝しているが、以前はガラケーで十分だと思っていた。ガラケーでもそれくらい機能が充実している。しかし、それゆえに日本製携帯は世界で通用しない。携帯に限らず多くの日本製品は世界で通用しなくなってきている。金融・医療などの分野でも同じようなことが言える。日本は今や、世界標準から大きく後退している。これを日本の“ガラパゴス化”という。このままでは日本の企業は海外に出ざるを得なくなり、日本に残る企業だけでは日本経済は落ち目になるという。2016/11/04

佐島楓

16
日本人は内向きだと言われてきたけれど、アグレッシヴな企業や個人もたくさんいると思う。国内需要が人口減少によって先細りというのも予測できたこと。システムそのものと意識、両方の改革が必要なのだろう。ゲーム理論が引用されていたので勉強しなおします。2011/08/05

マリリン

12
偶然だかガラパゴス化した土地に行った時読んだ。それほど深刻な問題なのかという感じは否めないが、トレンドマイクロ・ワタベウエディングの話は興味深い。 あまり読まないジャンルだからこそ、意識的にたまには読んでみるのも良いと思った。 2017/09/24

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