内容説明
毎日の憂鬱なことなど一瞬で吹き飛んでしまうような、あの感じ。踊り終わったあとは、ハッピーな空気がキラキラと舞っているような気がした――。名門女子高に通う落ちこぼれの蒔田葵（まきたあおい）と、ダンスのセンスが抜群の美少女・東雲古桃里（しののめことり）が織り成す女の子同士？ の甘酸っぱい青春ダンス・ストーリー！ 【あらすじ】名門女子高に通う高校一年生の蒔田葵（まきたあおい）は、優秀な姉に比べてなんの取り柄もないことに、コンプレックスを通りこし、諦めを感じていた。唯一の心の慰めは、携帯でリズムゲームをプレイすること。大好きな音楽のリズムに乗って、ゲームをプレイしている間だけは、幸せを感じることができた。――そんなある日、街外れに佇む寂れたゲームセンターから聴き馴染みのあるメロディが聞こえることに気づいた葵は、好奇心を抑えきれずに中を覗いてしまう。そこで見たのは、同じ高校の制服を着た美少女が軽やかなステップを踏みながら、ダンスをしている姿だった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ますごどん[psh go]
1
家業とネットの自由な活動の間に挟まれ、さらに繊細な悩みなまで抱えている一羽に感情移入。 表紙が、男子が読むには抵抗があるが、中身はかなりいい。2017/06/12
Hadsukichi
1
ボカロ楽曲｢ハッピーシンセサイザ」のノベライズ。ボカロキャラじゃないボカロ楽曲ノベルは初めてかもしれない。ひょんなことからダンスユニットとして活動をすることになった高校生の葵と古桃里。二人の活動と友情がきらきらしてて羨ましいなぁと思いました。コンテスト終盤辺りからなんか展開が唐突すぎた感じがありましたが、全体的にとても楽しく読みました。きらきらを、ありがとうございました。2016/10/08
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