講談社学術文庫<br> イギリス紳士のユーモア

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講談社学術文庫
イギリス紳士のユーモア

  • 著者名:小林章夫【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2015/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061596054

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内容説明

山高帽にこうもり傘、優美なマナーとさりげないダンディズム。英国紳士たちの悠揚せまらぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生まれた。当意即妙、光る知性、グロテスクなまでにブラック、自分を笑う余裕。ジョンソン博士、イヴリン・ウォー、チャーチルほか、帝国最上の産物たる紳士の最高のユーモアを味わいつつ、英国流人生哲学の真髄にせまる。(講談社学術文庫)

目次

学術文庫版まえがき
プロローグ
第一章 イギリス紳士とは何か
第二章 紳士のライフ・スタイル
第三章 紳士のユーモア
第四章 紳士、このしたたかなるもの
エピローグ
参考文献
原本あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T2y@

15
ロンドン旅行準備本。イギリス紳士は『他人に興味がなく、我慢強く、余裕がある。』と本書にある。旅行でさらに感じたのは、コミュニケーションと礼節を重んじるところ。 赦す部分と、守る部分のバランスが絶妙。大して関わりもない事にまで反対したり、目くじら立てて、息苦しくなってしまった我が国の空気感との差は明白。 ウィットとユーモアの違いとは、“突き放して冷笑するのではなく、ゆとりある態度で大らかに包み込む精神”の有無。チャーチルのはウイット。 惜しむらくは、私の英語力では、これらを旅先で実感・理解出来なかった事。 2016/11/07

猫丸

11
この題名だと英国ジョーク集みたいな内容を期待するが、学術文庫だけにそうは問屋が卸さない。英国紳士の歴史・特質にかんする軽妙な随想、であった。まるで口述本のように同じことを繰り返し述べている。要するに、英国紳士のメンタリティはブラックジョークをも辞さぬ精神的振幅の大きさを基底とし、華美を厭う尚古趣味ゆえに落ち着いたモノトーンに沈む傾向がある。それは同時に他者への関心が薄い冷酷な印象を与えかねない、というところか。パラノでありつつスキゾでもあるわけで、現代日本大衆よりは付き合いやすいと思われる。2021/08/04

viola

6
著者が好きで適当に読んでみましたが、ヒット。イギリス文化、歴史について満遍なく触れられているのでイギリス文化の講義の参考文献としても良さそうな本でした。 200ページちょっととかなり薄めで、口調も読みやすいのに、ぎゅぎゅっと凝縮されている感じです。 あまりイギリスについて詳しくなくても分かり易い! 著者の実体験が多いのも面白いし、そうそう、こういう本の参考文献って貴重なんですよねぇ。幾つか読んでみたいと思います。 2010/09/11

あんどうれおん

4
階級としての紳士のありようを概観できる。ユーモアは誰でも学ぶことができることと、誰でも使いこなせるとは限らないこととの二点をきわめて分かりやすく伝えてくれる本です。2019/12/10

こうず

4
学術的な赴きには乏しいが、イギリスの紳士の成り立ちやユーモアに富むその精神について、著者のイギリス留学経験も交えた軽妙な文章で描く。歴史と伝統に誇りを持ちながら気取らず自然体で、名誉を重んじユーモアを愛し、フェアプレイの精神を大事にするという紳士像は、著者自身も指摘している通り、現実では難しいからこそイギリス人が抱く自己の理想として称揚されてきた面があるのだろう。イギリスという国の文化の一面を知る良い入門書だった。2018/07/03

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