内容説明
聖騎士長ザラトラスが惨殺された事件は、リオネス王国の転覆を謀った〈七つの大罪〉による凶行……。そう流布され、人々はそれを信じた。しかし――。あの朝の「真実」を、美しき王女と、姫君を守る騎士は知っていた。国をも揺るがす事実を心に秘めるには若すぎるふたり。互いを慕う気持ちと、〈七つの大罪〉が残した足跡が、ふたりを強くする! 惨劇の後、〈七つの大罪〉が王国に戻るまでを結ぶエピソードが初めて明かされる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
温故知新
7
ファンにはたまらない。本編では想像することしかできなかったギルサンダーとマーガレットの監視された日々。メリオダスとのあのシーンも…。各大罪たちのエピソードも細かく散りばめられ楽しく読むことができました。2015/12/16
もちこ
3
アニメの七つの大罪を見せていたら、娘がハマって学校の図書室で借りてきた。「誰も借りてないねん、この本」と、不思議そうにしてる姿が可愛い。お母さんも読んでいいよ、と言われたので折角だし読みました。所々、ん?と思いつつ、まだ小さいエリザベスや、本の仕掛けとか、可愛いお話だった。2023/10/03