トーチコミックス<br> みちくさ日記

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トーチコミックス
みちくさ日記

  • 著者名:道草晴子【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • リイド社(2015/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845844173

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内容説明

13歳の若さで「ちばてつや賞」を受賞し漫画家としてデビューするも、ほどなく精神科病院に入院……

病院から通う学校生活、農作業に盆踊り、ボクシング部入部、デイケアで輪投げの日々、元カレの逮捕・出所・プレハブ暮らし、新しい診断、脱腸、恩師との再会……著者・道草晴子が歩んできた15年以上にわたる途方もない“人生の道草”と、再び絵筆を執るまでの涙と笑い、そして再生の記録。

「トーチweb」での連載時から、漫画、文学、音楽、現代美術、音楽、医療、福祉、教育の分野でも大きな反響を呼び、多くの現役クリエーターが注目する、ノンフィクション漫画の最前線!!

★坂口恭平、佐藤龍一、曽我部恵一、高浜寛、ちばてつや、tofubeats、野中モモ、深町秋生、山田参助ら、各界の第一線から称賛の声が続々と!
・ぐっとくる…窓からの青の色すごくいい色。(坂口恭平) 
・ユーモアがあってものすごく面白い。ブルースが聴こえる。(佐藤龍一) 
・素晴らしい。(曽我部恵一)
・他人事と思えない。私は晴子ちゃんを応援する。(高浜寛)
・漫画描くのやめないで頑張って、偉いぞ!(ちばてつや) 
・良いと感じました。(tofubeats)
・本物の才能を確信した。(野中モモ)
・これはハード&面白い!(深町秋生)
・とても“良い意味”での成長譚!(山田参助)

★世代や職業、性別を越えて“ハマる”人が続出!
・死ぬほど笑って死ぬほど泣いた(看護師 35歳)
・病院内が「LOVEマシーン」でブチ上がってるのとか、壮絶(大学生 21歳)
・道草さん、どんな社会人よりマトモだと思う(主婦 55歳)
・今まで読んだ中で一番パンクな漫画!(会社員 29歳)
・医療・福祉関係者にとって考えるべきことが沢山詰まった作品(介護士 42歳)
・ボクシング部の先生の熱血指導、何度読んでも笑う(塾講師 28歳)
・「保護就労」と「障害」の意味、もう一度考え直したくなった(精神保健福祉士 36歳)
・恩師との再会の場面、涙なしには読めない(小学校教諭 27歳)
・あ、これ、ガチな人だ……(アルバイト 28歳)
・この絵! この字! この線! 全部ヒドいのに、どうしようもなくクセになる!(会社員 43歳)
・恋人のプロフィールが衝撃的すぎる!(薬剤師 28歳)
・道草さんが今、漫画を描いていることが嬉しい(公務員 36歳)
・なんて幸せな結末だろう!(会社員 33歳)
……ほか多数!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺

87
なかなかすごい漫画だった。中学生で精神病を発病した著者の自伝である。途中何度も泣きたくなった。ギャグ漫画風の雑な絵柄だが、著者の優しい人柄がわかる。こんな優しい魂が、若い身空で何度も絶望させられなければならないのだ。しかし堕ちて堕ちて堕ちてようやく笑顔を取り戻す過程は、安吾の堕落論をリアルに見たようである。ラスト、学童の子供に「はることいっしょにディズニーランドに行きたい」と抱き締められる姿はとうとう泣いてしまった。生きていれば必ずいい日があって、天使が本当に降りてきてくれる日がある。生きよう。生きよう。2018/08/30

かおりんご

46
漫画。発達障害をこじらせて、統合失調症と誤診された作者の半生を漫画化したもの。読んでいて色々と苦しくなりました。社会がどうやって発達障害の人たちと関わっていくのか、どうサポートしていくのか、学校ができることはなにかとか。それにしても、薬漬けは恐ろしい・・・2016/01/25

くさてる

29
ウェブの連載でずっと読んでいました。今回、書籍にまとまった形で読めて、本当に良かった。自分の病に翻弄され、障害というレッテルに苦しみながらもなんとか生きていくことが出来た晴子さんの作品が、同じ立場にあるひとの元に届きやすくなったと思う。凄い内容だけど、これは、病があるから描けたという作品ではなく、病にも奪われることがなかった描くという才能が産んだ作品だと思う。これからもどんなものでも描いていってほしい。それを読ませて欲しい。2015/11/09

タマキマタ

22
webのトーチで読んだけど手元に置いておきたくて購入。本としてまとめて読むとまた圧巻。一見読みづらく感じる絵柄も文字も読み始めればすんなり入り込める。欄外の書き文字も効いている。このマンガはまさに「紙に熱情を叩きつける」という表現がぴったり。自らに起こった事を、さめて見ているようで、諦めているようで、でも本当は、魂が熱く気高くグラグラとたぎっている。年齢は関係ないというけれど、それでも彼女はまだまだ若い。彼女が周りに対して「しあわせになってくれとねがう」のと同じように、私もまた彼女にそうねがいます。2015/10/17

G

15
「すべての人がどこか欠けていておかしいのだ」 こんな当たり前の言葉に涙してしまう。 13歳にしてちばてつや賞を受賞しながら、統合失調症と誤診され精神病院に入退院を繰り返し、それでも懸命に生きていく姿。凄まじい人生を歩んだ道草先生だからこそ重みのある言葉に聞こえる。素直に傷付き、素直に喜ぶ。そこには優しささえ感じる温かみがある。 それにしても誤診の話は壮絶だ。こんな状況で苦しんでいる人がいると思うと、怒りとやるせなさしか残らない。 希望を捨てることなんか出来るはずもない。そう教えてくれる1冊だ。2015/12/10

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