内容説明
京都には「しあわせ」が溢れている――京都に生まれ育った生粋の京都人である著者が、京都を歩いてみた実感である。京都人でも、京都が大好きで何度も訪れているリピーターでも、おそらく気付いていない、もしかしたら、見逃しているかもしれない、京都のそこかしこに潜んでいる、至福の境地を味わえる五十の「しあわせ」を惜しげもなく紹介。京都を愛し、京都の街をくまなく歩いている著者だからこそ、気付けた「しあわせ」の数々。風景あり、食あり、体験あり。ガイドブックには載っていない、京都のしあわせ旅が体験できる。本書を手に、ぶらりと京都の街に出かけてみよう。きっと、あなただけのしあわせも見つかるに違いない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
95
「しあわせ」とは心のありようである。同じ道を歩き、同じ景色を観て、同じものを食べても、「しあわせ」を感じる人とそうでない人がいる。そういうことだ。その良さが分かると云うこと、その味わいが分かると云うこと、そこにはその人の感受性とモノや出来事に対する深い造詣が関わってくる。つまりはたしなみが必要だということだ。書籍はそうしたたしなみを身につけるためのアーカイブの役割を担ってくれる。柏井氏の旅モノ本を携えて旅に出よう。「しあわせ」はそこにあるはずだ。2017/04/20
フリージア
36
何故か心惹かれる京都。京都をこよなく愛する筆者がガイドブックには載っていないお勧めの京都を紹介してくれるとは心動かされます。知らない所も多々ありましたが、有名な観光スポットもパワースポットもあったのです。筆者曰く京都の《しあわせ》探しは本物探し、歩いて出向いて気づいて見つけ下さい、と言うのです。何事待っているだけではいけないと反省しました。2021/11/05
りんご
5
柏井さんは鴨川食堂などを書かれている方。ご自分の視点での京都紹介。やさしい本です2022/03/25
円井悠
3
京都の風景が好きなので。 柏井さんの京都愛がすごいですね。 ガイドブックには載っていない、地味だけど素敵な場所。 街の片隅にある見逃しがちだけど、歴史に溢れてる寺社や景色・・・ 次の京都旅行にはこの本を持って、東寺の眺めがよいあのホテルに泊まろうと決めてます。2020/01/10
ゆいの
3
行きたいところがたくさんできました。2019/08/07