講談社文庫<br> 暴走家族は回り続ける

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講談社文庫
暴走家族は回り続ける

  • 著者名:木下半太【著】
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 講談社(2015/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062773218

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内容説明

「浮気相手に失恋したオトン慰安のため」、家族旅行に出発した斧田家。酒と女を愛する父、「高槻のマザー・テレサ」と呼ばれる母、20歳でバツ3の長女、17歳でヤリたい盛りの長男、なぜか同行する美人巨乳家庭教師――各々の思惑が絡み合った時、一家の運命は予想外の暴走を始める!

目次

Introduction 若者のすべて
Chapter1 愛の自爆装置
Chapter2 おだやかな暮らし
Chapter3 目を閉じておいでよ
Chapter4 空も飛べるはず
Chapter5 また逢う日まで
Chapter6 だいすき
Chapter7 守ってあげたい
Chapter8 C調言葉に御用心
Outro 家族の風景

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

85
暴走著者による暴走家族のエピソードwww。実は登場人物各々に思惑があり、勿論この思惑は斜め上の暴走を終始繰り返し息つく暇もありませんでした。おバカさも含めてとっても楽しませてもらえました。2019/08/03

佐々陽太朗(K.Tsubota)

62
愛を、そして絆を失ってしまった家族の道行きと再生の物語。こうまとめてしまえば愛と感動の物語かと思われるかもしれないが、それは大いなる勘違いです。いささか下品です。いや、そうとう下品です。いやいや、極めて下品です。読んだ感想など語るに値しません。一つだけ言えるのは「勢いだけは、パねぇ」ということ。でもけっして嫌いじゃないですよ。そうでなければ悪夢シリーズを通読しません。そうです。私は木下半太氏のファンです。2013/01/02

mr.lupin

58
これはもうハチャメチャなストーリーと言うかハチャメチャな家族達の話。木下さんの作品らしくスピーディーな展開でアッと言う間に読了。最後お父さんカッコ良かったな~(笑) ☆☆☆☆☆2019/05/06

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

50
悪夢シリーズ以外の木下作品を読みたくて手にとった1冊。本書は、浮気相手に失恋したオトンの慰安のため,大阪から茨城へと家族旅行に出発する話。慰安旅行とはいいながらも、その裏には、家族それぞれの秘密や野望が渦巻く。1つの場面を登場人物それぞれの視点で語って話がテンポよく進んでいく。語られる新事実、最後までよめない展開、繰り広げられるドタバタ劇。木下作品はこうでないと。気楽に楽しめて面白いので重い内容の本を読んだ後におすすめ。2021/02/27

さっとん

48
良くも悪くも木下さんらしい作品。 とてつもないスピード感と読みやすさであっという間に読めます。 悪夢シリーズやブンノシリーズと比べるとハチャメチャではあるものの捻りは少なめで、何も考えずにひたすらスピーディーでおバカなドタバタ喜劇を楽しむといった感じでした。 重たい作品を読んだ後の息抜きや嫌なことがあった時の気分転換に良いかもしれません。 多くを求めずに気楽に読めば楽しめる作品だと思います。2021/07/30

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