内容説明
文献学者、故・ジョージ・スペンサーの遺したタロットカード。そこに含まれた特別な一枚を狙う邪悪な影。カードのチカラにより意識不明状態がつづく下級生・ハリーズを救うためユウリはシモン、アシュレイと南へ旅立つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
70
初読。2015年1058冊め。3巻展開の番外編シリーズ完結。1巻完結より読み応えあるし、まとまっていてよかったと思う。ただ本編でのこの後の展開を知っていると、アシュレイってこんなにいいやつっぽかったっけ?と思わなくもない。そしてあとがきで篠原さんご自身も書いているけど、英国シリーズと欧州シリーズでのシモンの立ち位置の変化が課題かな。シモン、欧州編ではいっそのこと一回ダークサイドに堕ちてみるといいと思うんだけど、だめかな(笑2015/09/16
ダージリン
25
セント・ラファエロ三部作は終わりです~名残惜しい。この巻は学外にほとんど出てたのが、少し残念でしたが3人の安定の活躍ぶりを楽しみました。次回は欧州妖異譚にもどりますが、オスカーとか出るかな?派手な騒動を期待しつつ(笑)。2015/09/05
よっしー
23
タロットカードを巡る事件もついに完結!! なのですが、今回は自由に動いていると思ったシモンも、まだまだ親の庇護下にいるのだと分かったシーンが印象に残りすぎました。言っても、まだ高校生の彼が友人と国外に行って音信不通…そりゃ、親としては心配にもなりますよね。ユウリの家族が対照的すぎる反応だからこそ余計に(笑 そして、ここでも活躍したアシュレイの物理攻撃。流石だなと感心してしまいました。さて、次からは再び欧州編です!!2024/10/04
nono
10
図書館本。セント-ラファエロ妖異譚シリーズ完結。タロットカードを巡る謎も漸く解決。最後にサイコロの精霊との別れが胸を打つ。確かに寮の生活の方が話に無理はないな。相変わらず過保護なシモンが好き^^2016/02/24
ニコル
6
アシュレイにとってシモンは邪魔なお坊っちゃんでも、ユウリ以外の庶民には理解出来ない行動範囲や金銭感覚のレベルを普通に受け入れられる貴重な存在だと思う。そんなシモンの生活水準をシレッと利用するアシュレイのしたたかさが好きだ。シモンにとってアシュレイは頭の回転の早さや知識量に圧倒される貴重な存在だし、ユウリに近い存在ゆえにあからさまに嫉妬するし、取り繕わなくても済む(むしろ感情をむき出しに出来る)相手だし、闇属性と光属性の2人がさらに魅力的に読める作品でした。2016/09/19
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