内容説明
翔空客船の乗務員をしていたベアトリーチェは、ミラボー家の執事に見込まれビアン姫の家庭教師を頼まれる。21歳のベアトリーチェは13歳のビアンと向き合うことに決めた。しかしビアンは城を抜け出し、男装して悪童たちと暴れ回って遊ぶ、という毎日。ある日ビアンは貧乏の友達のために、城の金品を持ち出し与えるがヤクザ者に奪われてしまった。怒ったビアンはヤクザ組織へ単身殴り込んだが事態はこじれ、ミラボー領土を狙う貴族家との武力衝突に! 大人気シリーズ『護樹騎士団物語』のなかでも最も愛されている少女・ビアンの幼き日の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cgatocairb
5
本編読まずに外伝。「(きかないな、これは)」というプロローグに惹かれて読んでみたが、主人公の元貴族ベアトリスが良いわ。彼女がビアン姫をいかに育てたかをもっと見たかった。本編はどうしようかね〜。ベアトリスは出ないだろうからな〜。2015/12/20
吉兆
1
美少女で姫でツンデレなのに、萌えではなく、カッコイイのがビアンである。2011/07/10
ryoku
1
翔空客船の客室乗務員ベアトリーチェは、ミラボー家の家庭教師としてスカウトされる。本書は彼女を通してビアンが守護騎の資格者となるまでを描く外伝。本編は回想が多くなかなか話が進まないが、この外伝ではサクサク進む感じ。2011/06/08
間立
1
ビアンが気の強い家庭教師によって「きぞく「ナイをすべきか」を学んでいく。ビアンは聡明なため、すべてを飲み込み成長していく。そうか、これがツンデレなのか……。2011/06/06
ルテ
1
守護騎にも乗れないビアン地元時代のお話。本編主人公のディオデイトくんは欠片も出てきません。世間知らずのビアンが駆け回るお話なんだが、楽しめた。本編も下手に戦闘なんかせずに学園編をやってるほうが面白いんじゃないだろうか。2011/06/04