内容説明
電気鉄道が日本で最初に走った街・京都。JRと私鉄が競合する都市間輸送では、スピードアップや快適な車両の開発など、ほかの地域では見られない独自性を持つサービスが生み出されてきました。一方、観光客の移動の足として、また車窓や列車そのものを楽しんでもらうため、車両や路線の整備も進めてきました。また、歴史が長いだけに、いわゆる「鉄道遺産」と呼ばれる古い設備が、現役として使われていたり遺構が残っていたり、観察すると意外な発見を得られる場所も多くあります。そんな見どころ・特徴がいっぱいの京都の鉄道を、レールウェイサポーターとしてもメディアで活躍するフリーアナウンサー羽川英樹氏が、独自の視点から思い入れたっぷりに語ります。鉄道をテーマとした京都の旅を、ぜひお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
9
終盤、京都とは関係のない鉄ネタも混ざってきたけど、京阪を中心に色々なことが知れて為になった2019/03/07
niz001
5
後半雑多な印象だけど楽しい。鞍馬山ケーブルって鞍馬寺が運行してるんか!?自分の知る限り十三の阪急そばのだしの香りは2番目に犯罪的(1番は鶴橋)。葬式鉄にチクリ、同意見。2020/10/25
ココアにんにく
2
市街地にあって旅行気分を味わえる鉄道って京都には多いですね。嵐電や叡山電鉄なんてその代表。本書はそんな京都の鉄道を詳細に筆者のすごい熱量で鉄分たっぷりに書かれていました。駅ごとの説明、車両・歴史・グルメと筆者の経験で書かれているのがすごい!一番使う阪急に興味。大宮の地下は日本で2番目・桂のC・物集女駅など初耳。京阪の鴨東線。鴨川堤を走っていた記憶あるかも。何度か乗車したトワイライトEXPが遅れる話にも興味あり。京都を飛び出して十三や京橋の記載も。読書の後はガイドブックとしても使えます。2017/05/27
Cindy H
1
In the past 10 years, I have taken most of train on the book. But after reading the book, I want to try them again and I might gain a new experience. 2019/04/30
kenwatan
1
六地蔵で生まれ育ち、小学生から鉄道通学 京都の大学を卒業してアナウンサとして旅番組を持つ 筆者が感じるままに 路線・駅・鉄について語る。 ちょいちょい メモ とりたくなりました。2016/08/29