内容説明
私立芳草学園にはなぜか二つの放送部がある。んでもって「第一」と「第二」放送部は、生徒の聴衆率をより多く獲得しようと、お互いにしのぎを削っている。趣味で小説を書く夏目三四郎は、ある日弱小の「第二放送部」DJで元気娘の星園うらんに放送作家の才能を見出され「第二」に入部する。文才が放送部で活躍する新感覚学園ラブストーリー、NOW ON AIR!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うずらフライ
1
薄い。面倒な人間関係が物語では大事とか主人公に言わせてるのに、中身ぺらっぺら。「役不足」の使い方間違えてるし。弁当持っていって早弁もしてないのに、パン買いに行くのが面倒ってどういう事だよ。行き当たりばったりで書いてる気しかしない2011/04/24
影法師
1
良かった点は聴取率120%のネタのみで後は無い。言いたいことは幾つもあるが、あえてどうでも良い点にだけ小言。『小説家志望なんだぞ、ハガキ職人とか失礼だろ』とのセリフ、それ自体が失礼。本文・あとがき共に何のフォローもなかったので本心と捕らえますよ?どちらが偉いかなんて比較対象にならないのをわかった上で言いますが、【選考前の誰にも認められていない小説】と【放送に上げると判断されたハガキ】では圧倒的に後者の方が存在価値は高いと私は思います。作者はラジオリスナーだったんですよね?何故この発言を野放しにできるのさ?2011/01/30
白隠賢治
0
初めてのHJ文庫。……続巻は出なかった。2010/01/06
こうま
0
★★★★☆2010/02/22
ヨコハマ
0
展開はご都合主義と捉えざるを得ないほど不自然・サクサク進む流れ。しかしテンポが良いということでもない。が各キャラたちのやりとりが思いのほか面白い。そこらへんのキャラメイクはなかなかに良いのでは。実在の商品名など実名で出てくるのにもニヤッとする。放送部という設定もなんとか許せる範囲かと。ただすぐにラジオドラマに逃げ込んでる点には残念。2010/04/16