ハヤカワ・ミステリ文庫<br> マリワナ・ピープル

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ハヤカワ・ミステリ文庫
マリワナ・ピープル

  • 著者名:E・R・ブラウン【著】/真崎義博【訳】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 特価 ¥572(本体¥520)
  • 早川書房(2015/09発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784151814013

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内容説明

ぼくの武器は童顔とそばかす――テイトはカナダの国境近いカフェでバリスタをしている17歳。背が低めで目立たないが、14歳で大学に入った天才だ。闘病中の母と妹を養うために必死な日々だったが、ある日、常連客のランドルから破格の報酬で仕事を頼まれる。あやしみつつ行って見ると――ランドルはマリワナの製造・流通業者だった!テイトの才知と童顔に目をつけたランドルは、勢力拡大の陰謀に彼を巻き込んでいって……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ざるこ

52
カフェでバリスタとして働く17才テイトがマリワナ密売の騒動に巻き込まれる。アメリカとの国境付近の架空の街。そこら中でみんなやってて驚く。現実そんなに蔓延してるの?医療用もあって合法化寸前と儲けを企むランドルに言葉巧みに丸め込まれていく。家族や友人女性との微妙な関係、父親不在の影響かランドルに惹かれる辺りに幼さを感じる。淡々と仕事をこなすけど中盤以降はマフィアも登場して緊迫感が増していく。ランドルの運命が…。ラストのテイトの独白で警察ちゃんと仕事してた!って驚きの仕掛け。でも17才でこんな経験は先行き不安。2021/01/30

prosecco

3
リアルでバーチャルなマリファナの現実。アメリカ国境付近のバーチャルなカナダ片田舎に暮らす家庭に問題を抱えるしかし優秀な少年、彼が地元のカフェでバリスタしつつ、マリファナ栽培助手の掛け持ちバイトをこなして意図せず徐々に危うい階段を登って登って、ついにはギャングと対峙し。。。という半ば想像通りのストーリィではあるが、脳裏をかすめる甘い香りの危うい記憶、日本この自由自律を享受する日はくるのだろうか、と。2017/06/14

K

2
舞台はカナダとアメリカの国境付近の架空の町。14歳で大学を卒業した秀才の少年テイトはコーヒーバリスタとして働いている。そこで彼は常連客からマリワナ栽培の協力を持ちかけられ・・・。ジャンルは犯罪物だけれど穏やかに話が進んで行く。そして、次第に退っ引きならない事態へ。お話全体としては盛り上がりに欠ける感が否めないが家族思いのテイトにも感情移入できたし、物語の風景も頭に浮かび個人的に好きなお話でした。2016/12/07

GO-FEET

2
★★★2016/01/20

ak

1
ジャケ借り⇒成功!(ランドルはマイク真木で脳内変換) 北米の国境付近は一度旅しただけだが、雰囲気分かりやすかった。 17歳の少年が主人公のお話って久しく読んでない、かな。 車の運転とマリワナに明るくなく、コーヒーに詳しいテイトに共感を覚えるが十代ゆえのみずみずしさと無謀さはもう・・・私には無い笑 登場人物は多くなく、それぞれのキャラは掘り下げられることなく主人公テイトを中心に圧巻のラストに向けて物語は進む。いやぁー圧巻。ほんでもってちょっと怖かった。 栽培に関しての繊細な描写との対比に引き込まれた感じ。2017/09/25

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