偕成社文庫<br> アーサー王物語

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偕成社文庫
アーサー王物語

  • ISBN:9784036524006

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内容説明

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アーサー王が、イギリスを統一するまでと、その功によって、円卓の騎士に選ばれた、勇猛果敢な騎士たちの物語。ガウェイン、ラーンスロット、パーシバル、などの有名な挿話が入る。騎士たちは国の統一のあと、聖杯の探求の旅に出かける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陸抗

25
アーサー王の話を、漫画とゲームで断片的にしか知らなかったので、まずは児童書でと借りた一冊。名前の表記が馴染みのものではなく、ラーンスロットとかモルドレッドとか、ベティビアとか初見で誰?となってしまった。あとは馬上試合多いな!お前強そうだな!戦っておくか!なノリが多かった…。登場人物が多くて誰が誰だか分からなくなり、人物別の説明の載った本も持ってるので、そちらでもちょっと勉強します…。あと、序盤のアーサー王怒りっぽい気がする。2021/06/02

シルク

21
一度は読んでおきたいと思っていた物語。。と、いうか、過去数回色んな本でトライしたけれど、寝た記憶しかないのでありんす(´△`;) だって、登場人物わらわら多過ぎるし、アーサー王、異父姉とこどもこさえてるし(いつこさえたんだよ!)、ラーンスロットの息子(いつこさえたんだよ! 相手のエレインて誰だよ!)がいきなり出てくるし。誰にも感情移入できねぇ。。どいつもこいつも好きになれねぇ。。あー、だけど、パーシバル卿の妹の死体の場面は良かった。「『お兄さま、わたしはこのご婦人の病気をなおしたかわりに、死ななくては→2022/03/12

活字スキー

20
【今日という今日は徹底的に戦い、ブリテンでやつらが殺したすべての人びとの命を血であがなわせてやる!】エクスカリバーだの円卓の騎士だの、部分的にはなんとなく知ってるだけだったアーサー王の物語を、手軽にざっとまとめた児童文学で。想像以上に素朴で野蛮、とにかくDQN全開で全編血みどろ。騎士道精神とかキリスト教の教えさえ出しときゃ何でも許されると思うなよ?かなり細部を端折ったせいもあるだろうけど、勢いだけで書かれたなろう系ラノベみたいだった。それはそれで面白いっちゃー面白かったけど。 2018/08/05

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

14
ゲーム『英傑大戦』に追加された題材なので読了。アーサー王は『Fate』シリーズなど、エクスカリバーなどの武器は『FF』シリーズなど数多くのゲームに収録されているので、これを機会に読めて良かった。子供向けの本なので、センチメンタルさが少ない原本が翻訳するときに選ばれたため、少し本編と違うところはあるかも。例えば知られているエピソードで「トリスタンとイゾルデ」はなかった。最近ちくま文庫で物語の元になった『ブリテン王列伝』も読んでみたい。2025/08/08

なま

14
★4 金原瑞人さんが、まだ翻訳が無い物、子どもでも読める、センチメンタルでない物を条件として書いた今作。講談社 阿刀田高訳本と比較すると恋愛要素が抑えられアクロバティックにアーサー王や円卓の騎士の戦いに焦点を当てカッコイイ本となっている。また、エピソードは、こちらが多くガラハッド卿の聖杯探しが細部まで書かれているのが特徴。全体的にキリスト要素が強くは感じる。直感的に男子は金原、女子は阿刀田作品が好きそう。「ストーンヘンジ」を記念碑として作り上げたエピソードも有。2021/12/05

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