内容説明
2015年7月に世界遺産登録された「軍艦島」。その軍艦島を長年撮りつづけたカメラマン・酒井透の集大成ともいうべき写真集。巻末には英訳付きの詳細な写真解説も掲載。電子版だけの特別企画『軍艦島に咲くユリと「天川工法」によって造られた明治時代の堤防』を巻末に収録したスペシャルバージョンとなっている。
未来へ――
長崎港から南西へ18キロ、かつて海底炭鉱の島として栄え
日本の戦後復興と近代化を支えた島がよみがえる
廃墟から世界遺産へ――軍艦島に生命の息吹を見た!
『三菱石炭工業株式会社 高島砿業所端島砿』閉山から40年――。
100余枚の写真でつづる軍艦島の今
「レンズを向けているうちに、そこに立ち現れてくるものがあった。
様々なものが、まるで固有の表情を見せ始めたようにも感じられ、それはあたかも遺構や建物が生命を吹き返してくるようだった。
軍艦島に刻み込まれている“炭鉱の記憶”や、“先人たちの力”――。
それらのほんの一部でも、本書を通じて、未来へと伝えてゆくことができれば、著者としてこんなにうれしいことはない。」 酒井 透
――「あとがき」より抜粋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湘子
19
ここだけ時が止まってる。2016/08/11
キャッツアイ
0
貴志祐介の「ダークゾーン」で始まり、大沢在昌の「梅と月の迷路」を読んで軍艦島がとても気になりました。行きたいのですが暇がなく、せめて写真集でもと思って取り寄せたのですが、全体に写真が暗くよく分かりませんでした。写真家の美的感覚で撮られたようですが、夜明け前と夕暮れの写真ばかりで残念です。はっきりと写せば荒廃するがままの姿が無残で、心が痛んだかも知れませんが。世界遺産に登録を働きかけているようですが、まず保護することが必要ではないでしょうか?2014/06/30
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